こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
06/09のPIT作業
ホンダ ディオ(AF68-111xxxx)
バイクの詳細と依頼内容今回は、ホンダの4サイクル原付(AF68)の修理依頼を受けました。信号待ちでエンジンがストールし、再始動ができないとのことでした。当店で引き取りに伺いました。
現地で軽く点検を行ったところ、キックレバーに抵抗がなく、非常に軽い状態でした。この時点でカーボン噛みが原因と予想しました。
点検と診断お店に戻り、オイル量などを確認した後、スロットルをわずかに開けながら根気よくキックでクランキングを行った結果、エンジンは始動しました。こちらの車両は4年前に当店で中古車として販売したもので、過去にも何度かカーボン噛みを起こしています。2年前にシリンダーヘッドのオーバーホールを行いましたが、再発してしまったようです。
作業内容今回は応急処置として、ワコーズのRECS施工(即効性吸気系洗浄システム)を行い、燃調を良くするためにプラグとエアフィルターの交換を提案し、作業を承りました。また、オイル交換とカーボン噛み対策としてフューエルワンの使用も行いました。
- RECS施工:10,000円(工賃8,000円含む)
- エアフィルター交換:2,500円
- スパークプラグ交換:1,500円
- オイル交換:2,000円
- フューエルワン:1,818円
- レッカー費用:2,500円(500円×5km)
小計:20,318円
消費税:2,032円
合計:22,350円
カーボン噛みが頻発する場合、以下の対策をお勧めします:
- 定期的なRECS施工を行うことで、吸気系をきれいに保ち、カーボンの蓄積を防ぐ。
- フューエルワンなどの添加剤を使用し、燃焼効率を向上させる。
- プラグやエアフィルターの定期的な交換で、燃焼状態を良好に保つ。
- 暖機運転を行う。
この車種(AF68)や同型エンジンのトゥデイは、カーボン噛みが多く発生する傾向にあります。当店では持病として認知しており、添加剤のフューエルワンの使用をお勧めしています。バルブクリアランスを少し広くするというホンダからのサービスニュースもありますが、再発することもあるため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。お困りの場合はぜひ当店にご相談ください。
スズキ レッツ4(CA45A-117xxx)
バイクの詳細と依頼内容今回は、当店で稼働している修理代車、スズキのレッツ4の定期メンテナンスを行いました。
作業内容以下の整備を実施しました。
- プラグ交換
- 駆動系メンテナンス(ウエイトローラー交換)
- リアタイヤ交換
- ブレーキシュー交換
- マフラーカバー交換
マフラー取付時にスタッドボルトが曲がっており、取り付けに苦労しました。マフラーカバーが割れていたため、ぶつけた際に曲がった可能性が高いです。
ガタはありますが、エンジンはまだ元気なので、まだまだ活躍してくれそうです。
まとめ当店では、修理代車を借りているお客様にご不便をかけないよう、日々定期メンテナンスを行っています。安全で快適な走行を提供するために、引き続き丁寧な整備を行ってまいります。