こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
06/28のPIT作業
ホンダ ディオ(AF68-135xxxx)
症状と依頼内容
ホンダ ディオ(AF68)がエンジン始動しなくなったため、当店にてレッカー引取を行い入庫しました。
現地での始動確認では、キックレバーの感触が非常に軽く、カーボン噛みの可能性が高いと判断しました。
現地でセルを回しても始動しない状態でしたが、スロットルを少し開けることで始動できることを確認しました。
こちらの車両は当店で販売したものですが、納車後すでに35,000kmほど走行されており、
50cc原付特有のカーボン噛みが起こりやすい状況でした。
今回は症状が軽度だったため、吸気系と点火系の消耗品交換、そしてワコーズRECSによる燃焼室の洗浄を実施することとなりました。
作業内容- ワコーズRECS施工(吸気系洗浄)
- スパークプラグ交換
- エアフィルター交換
- 修理代金:¥23,340(税込)
- 修理完了までの預かり日数:2営業日
- 所要時間:80分
50cc原付スクーターは街乗りや短距離走行が多く、
燃焼室にカーボンが溜まりやすいため「カーボン噛み」を引き起こしやすいのが特徴です。
■ カーボン噛みの予防法
・エンジンを定期的に高回転まで回す(安全な場所で)
・短距離走行だけでなく、時には長めに走行する
・オイル交換をこまめに行う(2,000〜3,000kmごと推奨)
・燃料添加剤を定期的に使用する
当店では、燃焼室のカーボン除去に効果的な「ワコーズ フューエルワン」を
1本 ¥2,200(税込)で販売しています。原付なら約5回分ご使用いただけますので、
日頃のメンテナンスに取り入れるのがおすすめです。
「最近エンジンのかかりが悪い」「始動に時間がかかる」という場合は、
カーボン噛みの可能性があります。大きなトラブルになる前に、ぜひ当店へご相談ください。