こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/04のPIT作業
ヤマハ ビーノ(SA54J-014xxx)
ヤマハ ビーノ(SA54J)が入庫しました。
「突然エンジンがかからなくなった」とのことで、
自走不能のため当店で引き取り対応をさせていただきました。
まずは電装系から確認を行いました。バッテリー電圧は13Vと良好で、
燃料ポンプやインジェクターも正常に作動しており、ガソリンは噴射されていました。
キックレバーの感触から圧縮も問題ないと判断しました。
次に点火系を確認するため、スパークプラグを外して点火状況をチェック。
するとまったく火花が飛んでいないことが判明しました。
プラグキャップを外して内部を確認すると、銅線が腐食している状態でした。
キャップの一部をカットして再接続する方法もありますが、
配線の長さに余裕がなかったため、イグニッションコイルASSYの交換をご提案。
お客様のご了承のもと、部品交換を実施いたしました。
- 診断点検作業
- イグニッションコイルASSY交換
- プラグキャップ交換
- スパークプラグ交換
- オイル交換
- レッカー対応(引き取り)
修理代金:¥23,650(税込)
預かり日数:5営業日
作業時間:約40分
今回のような突然の始動不良は、点火系トラブルであることも多く、
特にイグニッションコイルやプラグキャップ内部の劣化・腐食は見落とされがちです。
長年使用している車両や、雨天走行・屋外保管が多い車両では、
電気系統に湿気やサビが影響するケースが多く見られます。
異常を感じたら、早めの点検がトラブルの予防につながります。
原付市場では、症状のヒアリングから診断・修理・レッカーまで
一貫して対応しております。お気軽にご相談ください。