原付市場では、修理と販売を合わせると、1か月に100台近くの原付を扱っています。その100台を、3人のスタッフで分担して作業しています。
そして、各スタッフが毎日その日の事を「日報」という形で記録しています。
この『原付市場の日常』は、「日報」のなかから、日々どんなことをしているのか抜粋してご紹介しています。
なるべく分かりやすく写真を載せたりしていますが、日報のコピペみたいなものですので、優しい目で読んで頂けると嬉しいです。
原付市場では、修理と販売を合わせると、1か月に100台近くの原付を扱っています。その100台を、3人のスタッフで分担して作業しています。
そして、各スタッフが毎日その日の事を「日報」という形で記録しています。
この『原付市場の日常』は、「日報」のなかから、日々どんなことをしているのか抜粋してご紹介しています。
なるべく分かりやすく写真を載せたりしていますが、日報のコピペみたいなものですので、優しい目で読んで頂けると嬉しいです。
ホンダ ライブディオ(AF34-342xxxx)<br> 始動不良、加速不良の修理。 まずプラグを点検してまだ使えそうだが古そうなので交換。 エアフィルターは奥のも含めてボロボロに劣化して3分の1くらい吸い込まれた模様。 キャブやらない予定だったがこれじゃやらないとダメなのでキャブ分解。 そこまで内部は汚れてないがスロージェットの一部の穴に詰まりがありました。 メインジェットのホルダーはかなり汚れていて髪の毛も紛れ込んでいる。 清掃して組み上げて試乗したらとくに問題無さそうでしっかり加速する。 タイヤの空気圧が低い気がしたので戻って見たらほぼ0。 駆動系もやればより改善しそうだがベルトが在庫切れのため発注。
ホンダ ジャイロキャノピー(TA03-111xxxx)
水温センサーのカプラーが届いたので配線を延長して交換。
エラーログを全部削除。
試乗したら30km/hに到達するとエンジンチェックランプ点灯してリミッターがかかる。
戻ってエラーログ見たら何も残っていない。
どう考えても電装系の異常で最悪ECUがダメ。
年のためスロポジとISCVのカプラーを外して清掃注油。
アイドリング状態では気づかなかったがクランクベアリングの異音がすごい。
ホンダ ディオ(AF68-120xxxx)
夏休みが空けて一ヶ月ぶりに乗ろうとしたら始動できないそうでご来店。
バッテリーは十分ありセルは回るが始動できない。
キックは抵抗なく、オイルはゲージにつかない。
2023/02/06入庫時、譲ってくれた知人がオイルとバッテリーは交換したと言っていたので、
それ以外の消耗品交換をご希望。
その時、オイル量は問題なくきれいな状態だったと履歴あり。
半年で1,000km走っていてこの状態なので、オイル切れの焼き付きが濃厚。
ホンダ ジョルノ(AF70-110xxxx)
オイル交換から作業開始。
抜いてみたらほぼ入ってませんでした。
スロットルボディを清掃してRECS施工とエアフィルター、スパークプラグ交換。
たぶん新車の時から交換していないようでかなり汚かったり劣化している。
駆動系内はグリスが乾いていてカサカサ。
ベルトとウエイトローラーが交換時期だったので交換。
前後タイヤも交換して作業完了。
ヤマハ ビーノ(AY02-100xxxx)<br> 部品が全部揃ったので作業開始。 インナー系以外全部バラしてフロントフェンダーから交換。 フロントレッグシールドを交換しつつ右前ウインカーも交換。 続いて右側の外装も全部交換して外装類完了。 その他マフラープロテクター、左ミラー、右グリップエンド交換。
ホンダ ジャイロキャノピー(TA03-111xxxx)
エラーコード見てみると7、11、57。7と57は水温センサー。
水温センサーのカプラー見てみるとビニテでぐるぐる巻きになっている。
全部剥がしてみると断線はしていないが、中の線が見えている状態。
断線しかけているのでコード延長してカプラーも交換しないとダメ。
エラー11はサービスマニュアルにも書いてないエラーで調べると車速センサー。
たぶんリミッターカットがついている。
代車 ホンダ トゥデイ(AF67-120xxxx)<br> 26,000kmのためスロットルボディとインジェクター清掃。 エアクリ内はきれいだがフィルターは汚かったので交換。 RECS施工のために始動しようとしたらピニオンギアが引っ掛かって始動できず。 駆動系点検をくり上げで実施。 ベルトとウエイトローラーは直近で交換しているようなのでそのまま使用。 全体的に清掃とグリスアップしてセルもキックもスムーズに始動OK。 RECS施工してオイルとプラグ交換。燃焼室はそこそこきれいになったっぽい。 前後タイヤ交換。
代車 ヤマハ ジョグ(SA36J-113xxx)
少し手が空いたので水回りだけ作業。
サーモスタット交換して水温センサーは外して汚れを落としました。
新品のウォーターポンプを取り付けしてホース類を元に戻して冷却水注入、エア抜き。
汚れがかなり浮いて来たので1時間程度アイドリングして冷却水を交換してオイルも交換。
駆動系はベルトだけ交換時期だったので交換。
レンタル車両 ホンダ ディオ
定期点検とカーボンがみ対策でRECS施工。
施工前に比べて力強さが戻りました。
スズキ アドレスV50(CA4BA-125xxx)
メーター不動改善修理とタイヤ前後交換。
ケーブル切れは確定しているのでハンドルカバーとフロントカバー外してケーブル交換。
フロントホイール外してみるとベアリングもダメになっていたので、
メーターギアも含めて全て交換。
メーター不動は改善したのでリアタイヤ交換して作業完了。
ヤマハ VOX(SA31J-346xxx)
ヘッドライトの部品が届いたので交換。
フロントパネルなどを外すのがパズルみたいで斬新。
部品自体はボルト4本とスクリュー2本外すだけで簡単に交換完了。
冷却水補充してオイル交換。ブレーキ調整。 残すは前後タイヤ交換。
ヤマハ アクシスZ(SED7J-026xxx)
部品が揃ったので駆動系から作業開始。
乗り方が上手なのか劣化はしているがウエイトローラーもベルトもそこまで酷くない。
ベルト、ウエイトローラー、スライドピース交換。
ガスケットは綺麗に剥がれたので再利用。 カバーのエレメントは汚れていたので交換。
その他エアフィルター、プラグ、オイル交換。
スズキ アドレスV125S(CF4MA-123xxx)
残りの作業でブレーキキャリパーの清掃とパッド交換作業。
キャリパーサポートのブーツが溶けてしまっていたので作業中断。
交換しないとダメなのでブーツ2個とパッドピン発注。
スズキ アドレスV50(CA44A-103xxx)
エラーログ確認したら14と44で、スロットルポジションセンサーとO2センサー。
スロットルポジションセンサー確認したら黒の配線が断線しかけている。
カプラーの根元なので繋げることは難しく配線を延長してカプラーごと交換。
O2センサーは断線でなく汚れでつまっていたので清掃。
エラーは削除できて試乗してもFIランプの点灯はなし。
ヤマハ BWS50(SA44J-004xxx)
オイル交換にご来店。エアチェック。
センタスタンドのあがりが悪いとのことで注油。
スズキ レッツ4(CA45A-276xxx)
ベルトは暖気性向上のものでまだ使えるのでそのまま使用。
ウェイトローラー偏摩耗のため交換。 ミッションオイルも交換。
フロントタイヤとフォークブーツ交換。
スピードメーターとフューエルメーターの針が貼りついているので、カバー外して注油。
ホンダ ズーマー(AF58-170xxxx)
全体的に損傷個所を点検、フロントカバーも開けて内部も点検。
機能面に異常は無いため傷ついた外観のみの交換で済みそう。
グリップ、フロントウインカー左右、マフラープロテクターの交換で見積もり作成。
ヤマハ VOX(SA31J-341xxx)
部品が届いたのでプーリー、ランププレート、スライドピース、ウエイトローラー交換。
試乗して坂道もしっかり登るようになり加速不良は改善。
ウォーターポンプ交換するかどうか提案し返答待ち。
ヤマハ シグナスX(SE12J-621xxx)
始動はできるが吹き上がらない、点火時期が狂ったような感じ。
いきなりキャブを見る前にエアフィルター点検してほぼ新品が入っている。
点火系も点検してプラグとプラグキャップは異常なし。
すぐ近くにあるイグニッションコイルの端子も点検したらすぐ抜けました。
イグニッションコイル側の端子を磨いて配線側の端子は狭くなるように補修。
不調は消えて吹き上がるようになり試乗しても問題無し。
ヤマハ トリシティ125(SE82J-006xxx)
リアタイヤ交換、フロントブレーキパッド交換。
フロントブレーキパッドは右側が金属面がでるほど消費してました。