2025/07/20　日曜日　晴れ

ホンダ ジョルノ（AF70）が入庫しました。
「ベルト切れ」と「セル始動不良」の修理をご依頼いただきました。
お客様によると、ベルトが切れる前からキック始動で使用していたとのことです。

まずクランクケースカバーを取り外して点検したところ、駆動ベルトは完全に切れていました。
同時にウエイトローラーも摩耗しており、交換時期に達していました。
セルが回らない原因は、バッテリー電圧の低下（12.4V）によるもので、
おそらく寿命と考えられます。今後の始動性を考慮し、交換が理想的です。
お客様と相談のうえ、駆動系部品とバッテリーの交換を行うことになりました。

• 駆動系整備（ベルト・ウエイトローラー交換）
• バッテリー交換

修理代金：￥21,230（税込）
預かり日数：1営業日
作業時間：約50分

駆動ベルトは走行中に切れると、車両は完全に走行不能になります。
エンジン始動は可能ですが、リアタイヤに駆動が伝わらないのが特徴です。

この状態で無理にアクセルを操作すると、切れたベルトがクラッチやプーリー内部に絡まり、
さらなる故障を引き起こすことがあります。
万が一ベルト切れが発生した場合は、すぐにエンジンを止めてレッカー搬送をおすすめします。

「最近エンジンの回転ばかり上がる」「加速が鈍い」といった症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。