スズキ レッツ(CA4AA)ISCバルブ不良によるアイドリング不調・ストール
今回ご入庫いただいたのはスズキ レッツ(CA4AA)です。他のバイク販売店にて新車購入後、約6か月前まで無メンテナンスでご使用されていたとのこと。
🔍 点検・原因の特定
まず故障診断機にてエラーコードを確認したところ、エラー履歴なし。電気系統に明確な異常は記録されていませんでした。
続いてISCバルブ(アイドルスピードコントロールバルブ)を取り外して点検したところ、プランジャの取り付け長が基準値を大きく超えていました(53.07mm → 基準値付近の49.99mmへ調整)。このバルブはアイドリング時の回転数を電子制御で適正に保つ重要な部品で、これが狂うとスロットル操作なしでは回転数が維持できなくなります。
また、エンジンオイルは量は入っているものの著しく汚れた状態で、交換が必要な状態でした。タイヤの空気圧も点検・調整を実施しました。
🛠 実際の作業内容
お客様にご状況をご説明の上、ISCバルブ交換とエンジンオイル交換の実施をご了承いただき、以下の作業を行いました。
交換後、始動・走行ともに異常なし。アイドリングも安定していることを確認してお返しいたしました。
💰 修理代金と作業時間
| レッカー費用 11km |
¥5,500- |
| 故障診断点検費用 エラーコード確認・ISCバルブ点検調整・タイヤ空気圧調整含む |
¥5,000- |
|
ISCバルブ交換(ステッピングモータ) 部品代¥10,500含む |
¥16,500- |
| エンジンオイル交換 | ¥2,000- |
| お支払い総額(税込) | ¥31,900- |
※作業時間:約70分。小計¥29,000+消費税(10%)¥2,900。
📝 まとめ:アイドリング不調でお困りの方へ
今回は、ISCバルブ(アイドルスピードコントロールバルブ)の不良が原因で、スロットルを開けていないとエンジンがストールしてしまう症状が発生していました。故障診断機にエラーが残っていなくても、このような電子部品の劣化・誤作動による不調は起こり得ます。
【長く乗り続けるために】
「スロットルを開けていないとエンジンがかからない」「アイドリングが不安定」といった症状は、ISCバルブの不調のサインかもしれません。放置するとエンストを繰り返し、走行中に危険な状況になることもあります。気になる症状があれば早めにご相談ください。
また、エンジンオイルは定期的な交換が必要です。走行距離や期間に関わらず、長期間交換していない場合はオイルが劣化しているケースが多くあります。目安として半年に1回または2,000km走行ごとの交換をおすすめします。
「なんか調子が悪い気がする」と感じたら、ぜひお気軽にバイクショップ原付市場までご相談ください。バイクショップ原付市場では、皆さまが安心・安全に走り続けられるよう、誠実にサポートいたします。































