こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/02のPIT作業
ヤマハ シグナスX(SE44J-160xxx)
ヤマハ シグナスX(SE44J)が入庫しました。
「2年ぶりに乗ろうとしたが、エンジンがかからない」とのことで、
当店スタッフがレッカーにて引き取りを行いました。
車両をお預かり後、点検を実施した結果、イグニッションコイルの故障が主な原因であることが判明しました。
火花が飛ばず、スパークプラグへの点火が不安定になっていました。
以下のような点検経過を経て、原因を特定しました。
- 新品スパークプラグに交換 → 弱い火花を確認
- 古いガソリンを抜き取り → 新ガソリンでも始動せず
- 別車種用イグニッションコイルを仮付け → 正常に始動
この流れから、イグニッションコイルの不具合が根本的な原因と判断しました。
また、スパークプラグキャップもやや緩くなっていたため、今後のトラブル予防として同時交換を実施しました。
- レッカー対応(8km)
- 始動不良診断(ガソリン入替・プラグ交換・コイル点検)
- イグニッションコイルASSY交換
- プラグキャップASSY交換
修理代金:¥25,190(税込)
預かり日数:6営業日
作業時間:約60分
今回は長期放置による始動不良でしたが、原因は点火系の劣化でした。
特にイグニッションコイルは、熱や湿気で劣化しやすく、2年以上動かしていない車両ではよくある不具合です。
また、スパークプラグキャップの接触不良も、点火トラブルの原因となりやすい部品です。
今回のように、症状が出ていなくても予防的に交換しておくことで、今後の安心につながります。
「久しぶりに乗ろうとしたら動かない」「しばらく放置していた車両が不安」という方は、
ぜひ一度、点検をご依頼ください。原付市場では、レッカー対応・診断・見積もりまで一貫して対応いたします。