こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
09/20のPIT作業
ヤマハ JOG ZR(SA39J-539xxx)
症状と依頼内容エンジン不動、リアタイヤパンクの修理を承りました。
点検と診断1年程度前にこの状態で譲ってもらったとのことですので、順番に点検していきます。
- オイル量の確認を行ったところ、規定量をオーバーしていたため、オイル交換を実施。
- バッテリー電圧が低下していたため、ジャンピングで対応し、セルは回りましたがエンジンは始動せず。
- 燃料ポンプの作動音が確認できず、これが始動不良の原因と推測されました。
- この車両はリコール対象の燃料ポンプで、メーカー保証による無償交換が可能でした。
- 他の点検の結果、フロントブレーキが固着していることが判明。長期放置による影響と思われます。
以上の点検結果を踏まえ、必要な作業を全て承りました。
作業内容- 燃料ポンプ交換(メーカー保証により無償)
- バッテリー交換
- エンジンオイル交換
- スパークプラグ交換
- リアタイヤ交換
- フロントブレーキのオーバーホール(ブレーキパッド、キャリパーピストンアセンブリ、ブレーキフルード交換)
修理代金は34,320円、所要時間は約100分でした。
まとめ今回の修理では、燃料ポンプの無償交換を含め、バッテリー、オイル、スパークプラグ、リアタイヤ、フロントブレーキのオーバーホールを行いました。
交換部品の寿命について: タイヤは摩耗によりスリップサインが出ていたため、交換が必要でした。特にリアタイヤの空気圧管理は定期的に行い、安全な走行を心がけてください。また、バッテリーやスパークプラグは消耗品ですので、定期的な交換をお勧めします。
気になる箇所や不具合があれば、早めにご相談ください。定期的なメンテナンスが愛車の長寿命につながります。