こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
09/07のPIT作業
ホンダ ディオ(AF68-133xxx)
症状と依頼内容スピードメーターが動かないため、修理を行いました。
点検と診断当店のレンタル車両であるホンダのディオ(AF68)のスピードメーターが不動のため、修理に取り掛かりました。
この車両はケーブル式のスピードメーターを採用しているため、まずはメーターケーブルの点検を行います。ホイールのブレーキパネルからケーブルが簡単に抜けてしまい、先端の返しが潰れていることが原因であると判明しました。
しかし、ケーブルを接続し直してもスピードメーターが動かないため、ブレーキパネル内のメーターギアをさらに点検しました。その結果、メーターギアには2種類あり、太い方のギアが異常に摩耗していることを確認しました。なお、この車種に関しては、奥にある細いギアは部品として設定されておらず、通常は交換ができません。
作業内容- スピードメーターケーブル交換
- メーターギア(太い方)交換
上記の2点を交換し、スピードメーターが問題なく動作することを確認しました。
所要時間は40分です。
まとめメーターギアには定期的にグリスを充填することが必要です。理想的にはタイヤ交換時に行うとよいでしょう。また、最近の車種ではスピードセンサーによってホイールの回転数を数値化する方式が採用されており、ケーブル切れの心配がありませんが、ディオ(AF68)のようなケーブル式メーターを使用している車両では、ケーブルやギアの摩耗に注意が必要です。