こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
01/07のPIT作業
スズキ アドレス110(CE47A-122xxx)
症状と依頼内容
スズキ アドレス110(CE47A)で、エンジンは始動するものの前に進まないとのことでご相談をいただきました。
自走できない状態だったため、当店で引き取りを行い入庫しました。
点検と診断
リアタイヤを手で回すと、カラカラと異音が出ていました。
始動はできるものの、クラッチがつながらず駆動が伝わっていない状態です。
まずは駆動系を分解点検し、あわせて各消耗品の状態も確認しました。
点検の結果、クラッチ内部に金属片が挟まっているのを確認しました。
原因は、割れて飛び出したウエイトローラーの中身が噛み込んでいたためです。
ドライブベルトは切れていませんでしたが、摩耗が進んでおり交換推奨の状態でした。
プーリーも大きく削れており、再利用はできません。
一時的に中古のウエイトローラーを入れて始動確認を試みましたが始動せず、
燃料キャップが付いていなかったため、ガソリンが揮発していた可能性が高いと判断しました。
ガソリンを補充すると始動は可能になりましたが、
ポジションランプがLEDに交換されており、高速で点滅する症状が出ています。
こちらは通常の電球に戻すことで改善しました。
これらの内容をまとめた見積もりを作成し、お客様とご相談の結果、
今回はバッテリー交換を除いた修理内容で作業を進めることになりました。
- 駆動系分解整備
- ドライブベルト交換
- プーリー一式交換
- ウエイトローラー交換
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- エンジンオイル交換
- リアタイヤ・リアブレーキシュー交換
- ポジションランプ電球交換
- 燃料キャップ取付・給油
- 修理代金:63,800円(税込)レッカー代含む
- 修理完了までの預かり日数:5営業日
- 作業時間:約130分
今回のトラブルは、割れたウエイトローラーがクラッチ内部に噛み込んだことによる、
典型的な「始動はするが走らない」症状でした。
駆動系は一部の部品が破損すると、ほかの部品まで連鎖的に損傷することがあります。
異音や加速不良を感じた時点で点検することが、大きな修理を防ぐポイントです。
今回はご予算の関係でバッテリー交換は見送りましたが、
サービスで充電を行っており、早めの交換をおすすめしています。
当店では、必要な修理と省略できる作業を分かりやすく説明したうえで、
お客様と相談しながら整備内容を決めています。
「動かなくなった」「原因が分からない」といった場合も、
引き取り対応が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。






































