こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
10/13のPIT作業
ライブディオZX(AF35-156xxxx)
症状と依頼内容走行中にパワーダウンしてエンジンが停止、その後再始動できないという症状でご依頼いただきました。
点検と診断まずエンジンの圧縮圧力を測定し、問題がないことを確認しました。
次にスパークプラグを点検したところ、かなり劣化していたため、交換を実施。
吸気系も確認したところ、エアフィルターが劣化し、半分程度が消失していました。フィルターを清掃し、新しいものに交換しました。
この状態で何度かキックを行い、エンジンの再始動が確認できました。
ここまでの作業内容をお客様に報告したところ、追加で足回りの整備のご依頼もいただきました。
- スパークプラグ交換
- エアフィルター交換(2種類)
- バッテリー充電
- フロントブレーキパッド交換
- リアブレーキシュー交換
修理代金は¥21,362、所要時間は80分でした。
まとめ今回のエンジンが再始動できなかった原因は、点火プラグとエアフィルターの劣化によるものでした。
エアフィルターが劣化して吸い込まれてしまうと、キャブレターの詰まりを引き起こす可能性があります。
今回はキャブレターの分解清掃は行いませんでしたが、今後同じ症状が再発する場合は、その作業も必要になることがあります。
2サイクルエンジンの原付は、オイル交換の概念がなく、定期的な点検頻度が少なくなりがちです。
定期的な点検を行うことで、故障の早期発見ができ、結果的に修理費用を抑えることが可能です。
お客様には、バイクの安全な走行を維持するため、定期的な点検をお勧めいたします。