こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
09/20のPIT作業
スズキ アドレスV50(CA44A-175xxx)
スズキ アドレスV50(CA44A)が長期放置により始動できなくなったとのことで修理をご依頼いただきました。
久しぶりに乗る予定ができたため、再度安心して走れるように整備をご希望されました。
点検の結果、以下の不具合を確認しました。
- エンジンオイル不足
- ロービーム球切れ
- フロントタイヤが2014年製で劣化
- リアブレーキが効きにくく、調整が必要
さらに、エンジンの調子が悪く、カーボン噛みや焼き付きも疑われましたが、原因はガソリンがタンクからポンプまでの間で詰まっていたことでした。
エアブローで詰まりを除去したところ、エンジンは正常に回復しました。
エアフィルターはスポンジが劣化して再利用できない状態だったため交換、プラグも摩耗していたため交換しました。
- レッカー搬送
- 故障診断・点検(オイル補給・バッテリー点検含む)
- エンジンオイル交換
- バッテリー交換
- ヘッドライトバルブ交換(ロービーム)
- 前後ブレーキ調整
- フロントタイヤ交換(エアバルブ交換込み、オイルシール交換含む)
- シャッターキー作製
- エアクリーナーフィルター交換
- スパークプラグ交換
- ガソリンタンク・ホース内詰まり除去(エアブロー、清浄剤添加)
これらの整備により、長期放置による不具合を一通り解消し、安全に走行できる状態に復旧しました。
- 修理代金:¥48,730(税込)
- お預かり日数:2営業日
- 作業時間:120分
今回はアドレスV50(CA44A)の長期放置による始動不良を修理しました。
放置中にガソリンが劣化し、燃料ラインが詰まったことが原因でした。
合わせてオイルやバッテリー、足回りなどの消耗品も交換し、安全性を確保しました。
長期放置する場合の注意点:
・ガソリンは必ず抜く、または燃料添加剤を使用する
・定期的にエンジンをかけて循環させる
・タイヤの空気圧を点検し、劣化を防ぐ
・バッテリーは外して保管、もしくは定期的に充電する
長期放置は不具合の大きな原因となります。
再び乗り始める際は、点検・整備を行うことで安心して走行できます。
「しばらく放置していたけど動くか不安」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。