こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
04/06のPIT作業
スズキ レッツ4(CA45A-277xxx)
症状:ベルト切れ走行中にバチンという音が鳴り走行不能。問い合わせを頂いて当店で引き取りに伺いました。
エンジンは始動するがリアタイヤが回らないという症状なのでベルト切れ濃厚です。
リコール状況を調べてみると暖気性向上が未実施ということで、あわせてドライブベルト交換のサービスキャンペーンも対象でした。
同時に消耗していたウエイトローラーも交換実施。今回はお客様負担が少なく修理ができました。
当店ではスズキ、ヤマハのリコール作業を承っております。ご自身の車両が対象の場合はお気軽にご来店下さい。
ベルト切れの場合は焦ってしまい回転数を開けてしまうと切れたベルトがクラッチなどに絡まる恐れがありますので注意が必要です。
ちなみにドライブベルトの交換時期の目安は2万km前後となります。
所要時間 40分
ベルト切れ ウエイトローラーの状態 クランクケース内清掃後 ウエイトローラー交換後 リコールの暖機性向上にはエンジン洗浄剤も付いてきます ベルト交換後 暖機性向上のファンカバー交換前 ファンカバー交換後
ホンダ トゥデイ(AF67-158xxxx)
症状:カーボン噛み昨日の腰上オーバーホールの続きになります。シリンダーヘッドは終わっているのでエンジンに組み付けてフライホイールとカムスプロケットの位置を確認して圧縮上死点であることを確認した上でバルブクリアランス調整。(IN 0.20mm EX0.26mm)
車体にエンジンを戻して外した部品を取り付け。無事始動しました。
これでしばらくはカーボン噛みの心配はありません。カーボン噛みは自然に直ることはありませんが、フューエルワン等の添加剤で進行を遅らせることが可能です。
昔の車両、ある程度走行されている車両などには添加剤の使用を当店ではお勧めしております。
所要時間 60分
組み上がったエンジン 無事始動