こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
09/25のPIT作業
スズキ レッツ(CA4AA-150xxx)
症状と依頼内容レンタルバイクの増車に伴い、スズキ レッツ(CA4AA)の全体整備を行いました。今回は、そのうち1台の整備内容を詳しくご紹介します。
点検と診断まず、整備に取り掛かる前に下記の致命的な不良箇所がないかを確認します。この項目に1つでも該当する場合、その車両はレンタルや販売に回すことができません。
- エンジンの異音
- オイル漏れ
- 直進時の走行安定性(フレームやステム、ハンドルの曲がり)
これらの問題がなければ、次にエラーログを確認し、並行して点検を行います。また、消耗品の交換や清掃、各部のグリスアップ作業も進めていきます。
作業内容以下の作業を実施しました。
- エンジンオイル交換
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- ヘッドライトバルブ交換
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー交換)
- リア足回り整備(清掃、グリスアップ)
- フロント足回り整備(清掃、グリスアップ、タイヤ交換、Fホイールオイルシール交換、Fフォークブーツ交換)
- バッテリー交換
- シート張替え
リアタイヤについては製造年月が最近で、溝も十分残っているため、今回は交換せずそのまま使用しました。整備後、10kmの試乗を行い、最終確認をしています。
整備に要した時間は約240分です。
まとめスズキ レッツのような軽量なスクーターは、定期的な整備が長期間の安全運転に繋がります。特にレンタル車両の場合、さまざまなユーザーが使用するため、消耗品の交換や各部の清掃、グリスアップは定期的に行うことが重要です。駆動系や足回りの整備は、安全に直結するため、状態を見極めて適切なタイミングでのメンテナンスが求められます。
また、シートの張替えは見た目だけでなく、長時間の乗車でも快適さを保つために有効です。今回の整備では、基本的な消耗品やメカニカルな部分に重点を置きましたが、タイヤやブレーキ、電装系なども定期的にチェックすることで、安心して使用できる状態を維持できます。
もし車両の状態に不安があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。レンタル車両の他にも、販売車両のメンテナンスや整備も行っておりますので、いつでもご相談ください。