交通事故

保険屋さんが本当は隠したい話 代車の秘密

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 敵を知らなければ戦いには勝てません。交渉事も敵を知る事が重要です。
実は一口に保険屋さんと言ってもいろんなタイプの保険屋さんがあります。
分かりやすく分類してみました。カテゴリーの名前は私が勝手につけました。

①大手損保系

MS&インシュアランスグループホールディングス
三井住友海上火災保険
あいおいニッセイ同和損害保険
東京海上HD
東京海上日動火災保険
日新火災保険
NKSJホールディングス
損保ジャパン
日本興亜損害保険
 一番メジャーな大手損保6社です。業界が再編を繰り返した結果、グループ会社としては3社になってしまいました。しかし、子会社として合併前のそれぞれの会社で営業しています。
これら6社は日本を代表する損保ですのでかなりしっかりしています。査定のスタッフも自社で抱えていますし、営業所も多いです。露骨にコストカットと言った感じも無く、かといって査定が甘いという事も無く。保険業が本業といった感じですね。
特に三井住友海上火災保険東京海上日動火災保険は被害者対応がしっかりしています。人身の支払いは融通も利きますし、物損の査定もそんなに厳しくありません。代車費用もほとんどの担当者が文句言わずに払ってくれます。事故対応はこの2社がダントツなので、若干高いですがお勧めの保険会社です。この2社と契約していて相手方と揉めるようなら他の会社でも揉めます。
 逆に、損保ジャパンはお勧め出来ません。企業の体質なのか非常に払い渋る印象があります。査定は適当という訳ではないんですが、分かってて値切ってくる感じですね。人身、物損問わず激辛です。どの支社のどの担当者も激辛でした。代車費用もなかなか出してくれません。(最終的には出しますけど)
 残りの会社は可も無く不可も無くと言った感じです。

②その他国内損保

共栄火災
朝日火災
富士火災
など
 上記6社以外の国内損保です。可も無く不可も無くと言った感じです。おおかたの担当者は代車費用をとりあえず断ります。結局は払ってくれます。

③通信販売系

ソニー損保
アクサダイレクト
チューリッヒ
 一番たくさん広告を出しているので良く目につくと思います。はっきり言って安いだけです。営業拠点も少なく、査定スタッフ等は外注です。査定は全体的に粗いです。少なめの方にドンブリ勘定って感じですね。担当者からの連絡も遅れがちです。代車費用は断る所もあります。
 このページのアドセンスにも広告が出ていそうですが、正直言ってお勧めできません。24時間事故対応とか言っていますが、やってない保険会社無いですから。

④共済、農協系

 様々な会社があるので固有名詞は出しませんが、地元の共済や、農協(JAってやつ)がやっている損保です。査定スタッフは通販系と同様、外注です。(おんなじ外注先だったりします)
 ただ、相手方への対応は悪くないと思います。あまりコストにこだわっていない印象があります。そこまで適当ではありませんが、ドンブリ勘定(多めの)な感じです。代車費用も快く支払ってくれます。

代車費用って?
 たびたび代車費用を引き合いに出してきました。
 本来、自動車が無くてはならない合理的な理由(通勤や通学など)があれば、事故による修理期間中は代車費用を請求する事が出来ます。もちろん全額支払われる訳ではなく、過失割合に応じてという事ですが。
 ところが損保各社では「100:0の事故でない時、つまりお互い少なからず過失がある時(例えば80:20の事故など)は代車費用を請求しない事にしましょう。」という暗黙の了解があります。
もちろん保険会社の支払額が増加してしまうという理由から作られたルールです。
 当然、裁判になれば「支払いなさい」となります。情報化社会となった昨今となっては、請求していいという事が知られるようになり、しぶしぶ支払いを認める保険会社がほとんどです。

 事故の際には過失に応じて賠償の義務が発生します。しかし、実際には当事者同士(保険会社も含む)の話し合いで、この賠償範囲を決定することになります。当事者同士(保険会社も)が納得すれば、本来10万円の賠償義務がある所を5万円で示談しても構わないのです。
 保険会社にとっても、もちろん支払いは少ない方がいいに決まっています。ですから保険会社は決して「代車は必要ですか?」なんて聞いてきたりはしません。
良くて請求すれば払ってくれる、悪いと1回目の請求ではとりあえず断ってくる、ひどい所は裁判になったら払いますとか言う始末です。

 驚くなかれ、8割以上の保険会社はまず一回目の請求は断ってきます
「本件は過失事案ですので代車費用はお支払い出来ません。」とか言ってきます。
「過失割合に応じた代車費用は請求出来るはずですよ。」
「弊社ではそういった対応はしておりません。」
「それでは、上司の方に替わって下さい。」
「少々お待ち下さい。」待たされます。
「上司と相談した結果、今回に限りお支払い致します。」
何度も言いますが、8割の保険会社はこう言ってきます。
さらに、同じ保険会社でも担当者によって対応が違う事も何度もありました。そういった時は過去の資料を引っ張りだして、「事故番号〇〇の時はきちんと支払って頂きましたよ。」とやると一発です。
なんていい加減なんでしょう。だから保険会社の言う事ってうさん臭く思われちゃうんですよ。(←中の人へ)

 なので私は、その保険会社がどの程度の対応をしてくるかを、最初に代車費用の話題を振る事によって探っていました。

お勧めじゃない保険会社って?
 三井住友海上火災保険東京海上日動火災保険がダントツでお勧め。通販系と損保ジャパンはお勧めしませんと言ってきました。
 「でも自分の契約している保険会社は相手に支払うだけだから関係無いんじゃ?」と思いませんでしたか?
 実は関係おおありなんです。交通事故の話 事故発生から保険金の支払いまでの流れとコツで詳しく説明しましたが、基本的には保険金は示談が終わるまで支払われません。

 つまり、あなたの保険会社と相手方が揉めてしまうとそれが解決するまで、あなたにも保険金が支払われないのです。そして、示談にはお互いの保険会社をふくめた4者の合意が必要です。あなたが良いと言っても保険会社が払わないと言えば払ってくれません。「どうしてもというなら自腹でどうぞ」と言われてしまいます。保険会社にとっては示談が遅れても、支払いが遅れるだけ(しかも保険会社は金融業)なのでなんの問題もないんです。

 

保険会社を安さだけで選ぶと後悔しますよ。という本日のエントリーでした。

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