こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/24のPIT作業
ヤマハ VOX(SA31J-341xxx)
症状と依頼内容走行してしばらくすると水温警告灯が点灯する症状のため入庫しました。
点検と診断当店で定期的にメンテナンスを受けているお客様からのご依頼です。以前から同じ症状で入庫されており、ウォーターポンプ、サーモスタット、サーモセンサー、ラジエターキャップの交換をすでに行っています。
今回の点検では、ラジエターキャップを外して内部の冷却水の量を確認しました。その結果、冷却水が半分程度まで減っていることがわかりました。
冷却水が減る原因として考えられるのは、以下の3点です。
- ウォーターポンプの不良でオイルと冷却水が混ざってしまう
- ヘッドガスケットが抜けて燃焼室に冷却水が流れ込む
- 冷却水の経路のどこかで漏れている
詳細に点検したところ、ラジエター下のホース取付口から冷却水が漏れていることが確認できました。
さらにラジエターを外して調べた結果、表面が荒れており損傷していることがわかりました。表面を研磨して平滑にしてみましたが、傷が深いため、ラジエターごと交換することが必要となりました。
- ラジエターの交換
- 冷却水の交換
修理代金:25,850円
所要時間:50分
今回の修理では、冷却水漏れが発生していたラジエターを交換することで、問題の解決を図りました。
ラジエターの表面の傷が深く、研磨では修復が困難だったため、新しいラジエターへの交換が必要でした。
補足:冷却水の漏れはエンジンのオーバーヒートを引き起こし、最悪の場合エンジンの故障につながる可能性があります。
定期的な点検とメンテナンスで、早期に異常を発見することが重要です。また、冷却水が減少する兆候を見逃さないよう、日常点検を心がけましょう。
冷却系のトラブルでお困りの方は、ぜひ一度ご来店ください。専門のスタッフが丁寧に対応いたします。