こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
02/19のPIT作業
ホンダ ジャイロキャノピー(TD02-180xxxx)
症状と依頼内容今回は、ホンダ ジャイロキャノピー(TA02)が「走行中に突然停止し、再始動できなくなった」との症状で入庫しました。
自走が不可能なため、当店が引き取りに伺い、詳しく点検を行いました。
点検と診断お客様からの申告内容や症状から、駆動系のトラブル、特にドライブベルト切れの可能性が高いと判断しました。
実際に駆動系を点検したところ、やはりドライブベルトが切れており、エンジンの回転が後輪に伝わらない状態でした。
また、ウエイトローラーの摩耗も進んでおり、交換時期に達していたため、部品を取り寄せて作業を進めることになりました。
- ドライブベルト交換
- ウエイトローラー交換(スライドピース含む)
ドライブベルトが切れると、駆動力が伝わらず完全に走行不能となります。今回の車両もベルトが切れたことで、突然の停止につながりました。
また、ウエイトローラーが摩耗すると加速性能が低下し、スムーズな走行ができなくなります。新しいものに交換することで、駆動系の動作を正常に戻しました。
- 修理代金:¥32,461(レッカー費用含まず)
- 所要時間:100分
ジャイロキャノピーは、業務用途で使用されることが多く、走行距離が長くなりがちです。そのため、駆動系の消耗が早く、定期的な点検・交換が必要になります。
ドライブベルトは消耗品であり、走行距離や使用環境によって寿命が異なりますが、一般的には20,000km前後で交換が推奨されます。突然のベルト切れを防ぐためにも、定期的な点検をおすすめします。
また、当店ではミニカー登録されているジャイロキャノピーの修理も対応可能です。車両の状態や症状に応じて最適な整備をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
「最近加速が悪い」「駆動系の点検をしていない」など気になる点がございましたら、お気軽に当店までお越しください。スタッフがしっかりと点検・修理を行い、安全な走行をサポートいたします。