こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
04/15のPIT作業
ヤマハ JOG ZR(SA56J-011xxx)
症状と依頼内容ヤマハ JOG ZR(SA56J)が「走行中にストールし、再始動できなくなった」とのことでご連絡をいただきました。
鍵を回しても通電しない状態で、走行不能のため当店が引き取りに伺いました。
点検と診断通電しない状態とのことで、まずヒューズ切れを疑いました。お客様に直近での電装系カスタムについて確認したところ、「ヘッドライトバルブをLEDに交換した」とのこと。
バルブ交換時にソケットへうまく装着できず、多少無理に装着した可能性があるとのことでした。
点検を進めたところ、メインヒューズが予想通り断線していました。
さらにハンドルカバーを開けてヘッドライト周辺を確認すると、ソケットが外れており、端子が1本浮いた状態でした。加えて、装着されていたLEDバルブは規格違いで、ソケットも社外品と見られます。
この状態では接点不良やショートが発生しやすく、結果としてヒューズが飛んでしまったものと思われます。
安全性と信頼性の確保のため、ヘッドライトソケットとバルブの同時交換をおすすめし、作業を実施しました。
- メインヒューズ交換
- ヘッドライトバルブ(LED)交換
- ヘッドライトソケット交換
- エンジンオイル交換
上記の作業後は通電も正常に戻り、エンジン始動および走行が可能な状態となりました。
修理代金と所要時間- 修理代金:¥12,760
- 預かり日数:2営業日
- 所要時間:40分
今回のように、社外品のLEDバルブを無理に取り付けると、ショートやヒューズ切れなど電装トラブルを引き起こす原因になります。
特に純正と規格が異なるバルブやソケットを使用した場合、接触不良や熱による損傷のリスクが高くなります。
LED化は見た目や消費電力面でメリットがありますが、取り付けには正確な知識と適合確認が必要です。
当店では、こうした電装系トラブルにも迅速に対応可能です。
「バルブ交換後から不調が出た」「通電しなくなった」などの症状がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。