こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
06/10のPIT作業
ヤマハ シグナスX(SED8J-016xxx)
症状と依頼内容
ヤマハ シグナスX(SED8J)が、走行中や停車中にウインカーが途中で点滅をやめてしまうという症状で入庫しました。
見た目は点灯するものの、数秒後に点滅が止まるという不具合です。
ウインカーは純正ではなく、社外品の流れるタイプ(シーケンシャルLEDウインカー)に交換されており、
それに合わせてLED対応のウインカーリレーも装着済との情報をいただいていました。
スイッチ操作により、症状は100%の再現性を持って確認でき、
前後ウインカー両方に不具合が発生していたため、リレー自体の不良が強く疑われました。
社外リレーは品質にばらつきがあることも多いため、まずはKOSO製ウインカーリレーを取り寄せて交換作業を実施しました。

- ハンドル周辺の点検(ウインカースイッチ・配線確認)
- ウインカーリレー交換(KOSO製)
配線やウインカースイッチまわりには異常がなく、
KOSO製リレーに交換後はウインカーの点滅不良が解消され、正常に作動するようになりました。
- 修理代金:¥8,140(税込)
- 修理完了までの預かり日数:3営業日
- 所要時間:30分
社外のLEDウインカーにカスタムされている車両では、
純正と異なる電圧や負荷によりリレーの不調が発生することがあります。
一見正常に点灯していても、時間が経つと点滅しなくなるなどの症状は、リレー不良の代表例です。
今回のように、点滅不良の原因が明確な場合はリレー交換で改善することが多く、
特に信頼性の高い社外製品(今回はKOSO製)を選ぶことで再発防止にもつながります。
ウインカーやテールランプなどの灯火系カスタムに伴う不具合でお困りの方は、
お気軽にご相談ください。点検のみのご依頼も大歓迎です。