こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/15のPIT作業
ホンダ ジョルノ(AF70-102xxxx)
症状と依頼内容
スズキ アドレスV125G(CF46A)が走行中に異音を発し、その後まったく走行できなくなったとのことでご相談を頂きました。
エンジン始動は可能だったため、駆動系トラブルの可能性が高く、当店にてレッカー対応し入庫となりました。
ホンダ ジョルノ(AF70)が走行中に異音を発し、その後まったく走行できなくなったとのことでご相談いただきました。
エンジン始動は可能だったため、駆動系(ベルト)のトラブルが疑われ、当店にてレッカー対応し入庫となりました。
駆動系を分解して点検したところ、原因はドライブベルト切れでした。
使用されていたのは社外品のベルトで、切れた際に内部繊維が大量に飛散し、ピニオンギアへ絡みついていました。
その影響でセルモーターが動かなくなるほどの抵抗が発生していました。
さらに、プーリーのベルト当たり面に広範囲の傷があり交換が必要な状態。
クラッチウエイトも摩耗が進んでおり、近いうちに滑りが発生する可能性が高かったため交換をおすすめしました。
追加でリアタイヤ・エンジンオイルも交換時期でしたので、全体的な整備をご提案し、まとめて作業を承りました。
- 駆動系整備(ドライブベルト交換・ウエイトローラー交換・プーリー交換・クラッチウエイト交換)
- エンジンオイル交換
- リアタイヤ交換(エアバルブ含む)
作業後はセル始動も復旧し、駆動の繋がりもスムーズになりました。
リアタイヤ交換により直進安定性も改善し、安全に走行できる状態に仕上がっています。
- 修理代金:¥36,520(税込)
- 修理完了までの預かり日数:2営業日
- 作業時間:90分
今回のトラブルは社外品ベルトの破断が原因でした。
社外ベルトは純正品に比べて耐久性が低いものが多く、
切れた際に内部繊維が大量に飛散して他部品を巻き込んで故障を拡大させるケースも珍しくありません。
特にAF70系はベルト室が比較的狭いため、破断時のダメージが他の車種より大きくなる傾向があります。
トラブル防止のため、当店では純正または同等品質の部品での交換をおすすめしています。
レッカーが必要な場合は無料の代車対応も可能です。突然のトラブルでもお気軽にご相談ください。































