こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
目次
05/03の入庫車両とPIT作業
入庫車両
ホンダ PCX(JF28-105xxxx)
通勤途中の登坂を走行していたところストール。
緊急で近くのバイク屋でバッテリーを交換するも直らず。
特に予兆は感じていなかったそう。
修理代3.4万以上するようなら手放すかもとのこと。
電気系統の故障が濃厚なので手間時間お金かかる可能性あるとお伝え。
リア周りベアリング音あり。
ホンダ PCX(JF81-102xxxx)
オイル交換にご来店。エアチェック。
スズキ アドレスV50(CA4BA-113xxx)
とくに悪いところは無いが点検希望。新車で購入してノーメンテ。
オイル交換、駆動系、ヘッドライトバルブ交換など、
消耗品交換をしましょうということでお預かり。
スズキ レッツ4(CA45A-168xxx)
2年前に¥80,000で買ってノーメンテ。
加速が伸びないのが一番気になるそう。
たぶんベルトとウエイトローラーだろうと思ってたので、
受付&代車準備中に見てみるとどっちもダメで、プーリーも微妙な感じ。
3点交換で受注。
駆動系を開ける前にオイルを見ると全く付かずに0.5L入れてようやく付くくらいだったので、
オイル交換も行って試乗。
明らかなエンジン異音は無く、加速も改善。
その他ハイビームが点かないのとフロントホイールベアリングが渋いことをお伝えして、
ハイビーム修理だけ受注。
開けてみると、フィラメントは切れてなく、取り付け方が適当で接点が合ってませんでした。
状態を説明して、確認した上で新品バルブに交換しました。
フロントホイールべリングのメンテナンスはタイヤ交換時の同時実施をお勧め。
シャッターキーが無いので勝手に閉められて開かなくなるリスクを説明し、
¥2,200で作成できることをご案内しました。
ヘッドライトバルブ点検
ホンダ ライブディオ(AF34-450xxxx)
オイル補充にご来店。1L入ったのでもう少し早めの補充をお勧めしました。
PIT作業
ホンダ PCX(JF28-105xxxx)
点検開始。
ヒューズは全部OKでエラーログ12(インジェクター)、52(ACジェネレーター)。
消去して現在エラーは出ないが状態は変わらず。
カプラーの抜き差しだけでもできればと思ったが、
ラギジボックスを外すだけでもFRT0.9。
ECUは2.4のため点検を中止し乗り換えをご提案予定。
ステータCOMP¥18,600+税(FRT2.4)、ECU¥59,800+税(FRT2.4)
ホンダ ディオ(AF68-100xxxx)
キーセット交換実施。
最低でも3か月は動かせなかったはずなので、
始動しずらくシートキャッチも固着気味でした。
始動してしばらく暖機して問題無し、
シートキャッチはラギジボックスを外さずに簡単に清掃と注油で問題無し。
キーシリンダー交換
スズキ アドレスV50(CA4BA-113xxx)
点検と並行して必要作業実施。
マストな作業はオイル交換とヘッドライトバルブ交換(ハイ切れ)のため実施。
前回から2,600km走ってたからか0.4Lくらいしか出てきませんでした。
納車時に2,000㎞サイクルでの交換をしっかり案内したい。
残りは点検表に沿って進める予定。
代車予定車両 ホンダ ディオ(AF68-100xxxx)
腰上オーバーホール開始。
マフラーを先に外そうとしたらいつものボルトが固着。
諦めて回していったら折れました。下は無事に取り外し成功。
ドリルでど真ん中貫通して刃を大きくしてM8タップで整地したが、
穴が大きくボルトがガタつくのでリコイルタップで整地してリコイルスプリング挿入。
エンジン降ろしてシリンダーまで外して作業。
ヘッドやピストンは綺麗でバルブはEXが当たり面に大きめのカーボン多数付着。
オイルストレーナーにガスケットが溜まっていたのでシリンダーガスケットかと思いましたが、
ガスケットの抜けはありませんでした。
シリンダーとヘッド清掃して新品のバルブを擦り合わせ。
組んでいったらカムチェーンをクランクまで落としてしまいました。
何とか引っ張ってクランクシャフトのギアにかませることに成功。
バルブクリアランス調整してエンジン戻して始動OK。
アイドリングも安定してアクセル全開後も落ち込むことがなくなりました。
あとは足回りと灯火類点検したら終わり。
なぜか右サイドモールが無いので調達予定。
燃焼室の清掃前
清掃後
カーボン付着のバルブ
部品交換
組付け完了