こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
07/14のPIT作業
ヤマハ マジェスティ125FIモデル
症状と依頼内容走行中にスローダウンしてエンジン停止、再始動不可。当店で引き取りに伺い、お預かりしました。
点検と診断
昼頃に始動確認したら始動せず。ホーンが弱いのでバッテリーの問題の気がする。
電圧は12.52Vで微妙なのでジャンピングしてみたが始動せず。ホーンも変わらないので電圧不足ではない模様。
プラグはかなり黒いが火花は飛ぶ。プラグホールにパーツクリーナーを噴いてクランキングすると点火はするので、燃料ポンプの故障で間違いありません。
モーター部分だけのリペアキットが存在しますが、耐久性に欠けるため純正ASSY交換を提案して承りました。
作業内容
燃料ポンプ交換実施のため分解。燃料タンクはボディーカバーも外さないと露出できません。
燃料ポンプを替えて作動音は正常で始動もOK。
冷却水サブタンクの水位は問題なさそうです。何回やっても30分以内に点灯するので、水回りの故障が疑われます。
修理代金と所要時間
¥57,640、所要時間は90分
まとめ
始動不良につきましては燃料ポンプの故障が原因でした。交換後は始動するものの、WARNINGランプが点灯を確認。
こちらはお客様と相談した結果、引き続き原因の究明と修理の依頼をお受けしました。
10年~15年前のくらいのヤマハの原付は燃料ポンプの不具合が非常に多いです。
中にはリコールになっていて無償で現在も修理可能ですが、国内モデルに限ります。逆輸入車については保証が受けられません。
逆輸入車は手頃な価格で販売されていますが、こういった保証が受けられないことと、有償修理すら断られることが多いのが現状です。
当店では基本的に国内モデルのみの取り扱いが基本スタンスですが、お困りの場合はご相談ください。