こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
01/28のPIT作業
ホンダ ディオ(AF68-140xxxx)
症状と依頼内容ホンダ ディオ(AF68)のスロットルケーブルが切れ、走行不能の状態となったため、修理のご依頼をいただきました。
点検と診断走行不能のため、当店で引き取りに伺いました。スロットルを開けてもグラグラで全く抵抗がなく、アクセル操作ができない状態でした。
スロットルボディ側でケーブルを確認すると、インナーケーブルが千切れて抜けていました。スロットルケーブルは通常簡単には切れない部品ですが、経年劣化や使用状況によって稀に断線することがあります。
その他の点検の結果、以下の整備も併せて実施することとなりました。
- 駆動系部品の消耗(ドライブベルト・ウエイトローラー・クラッチウエイトの交換が必要)
- リアタイヤの摩耗(交換が必要)
- エンジンオイル交換(メンテナンスの一環として実施)
- スロットルケーブル交換
- スロットルグリップ交換
- リアタイヤ交換
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー、クラッチウエイト交換)
- エンジンオイル交換
修理代金:¥42,980
所要時間:130分
スロットルケーブルが切れるとアクセル操作ができず、完全に走行不能となるため、非常に危険です。通常は簡単に切れる部品ではありませんが、経年劣化や水分・ホコリの侵入によって内部が錆びると、動きが重くなり、最終的に断線することがあります。
今回の修理では、スロットルケーブルの交換に加え、駆動系やリアタイヤ、エンジンオイルの交換も行い、車両全体のコンディションを改善しました。
- スロットルの動きが重くなったり、引っかかるような感覚がある場合は、ケーブルの劣化が進んでいる可能性があります。早めの点検をお勧めします。
- 駆動系のドライブベルトやウエイトローラーは、走行距離20,000km前後での交換が推奨されています。定期的な点検で劣化を見逃さないようにしましょう。
- タイヤの摩耗が進むと、グリップ力が低下し、特に雨天時のスリップリスクが高くなります。スリップサインが見えたら早めに交換を検討してください。
今回の整備により、安全で快適な走行が可能になりました。今後も定期点検を行い、安心してお乗りいただけるようサポートいたしますので、気になる点がありましたらお気軽にご相談ください!