こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
目次
入庫車両とPIT作業
入庫車両
仕入れ車両
ホンダ トゥディの赤、ホンダジャイロUPが入荷しました。
トゥディは販売車両として整備予定です。
外装も交換予定ですが、整備前にご成約いただいた場合はカラーをお選びいただくこともできます。
スズキ アドレスV50(CA44A-112xxx)
スピードメーターが動かなくなりご来店。
02/25にスピードメーターケーブルを交換したが、また動かなくなったとのこと。
燃料計は針があがっていたので動いてそうです。
点検してみないと分からない事、作業ミスや初期不良など保証対応となることもあるが、
別の箇所の故障が原因の場合は費用が発生しますと説明しました。
点検お願いします。
スズキ レッツ(CA4AA-119xxx)
オイル交換にご来店。
ヤマハ ジョグ(SA57J-004xxx)
ヘッドライトバルブ、エンジンオイル交換にご来店。
センタースタンドスプリングが外れてしまっているので修理依頼。
部品を注文してからの修理になるのでお預かりしました。
スズキ レッツ4(CA45A-106xxx)
オイル交換でご来店。
毎日100㎞走行している割にはオイルは比較的きれいな方。
2,000㎞か3か月でご案内。
前回の納車からフロントタイヤのひび割れが急激に進んでいるので、
タイヤ交換を勧めましたが今日は見送りとなりました。
近いうちにバッテリーやプラグの交換とフロントタイヤ交換で入庫予定。
ホンダ トゥデイ(AF61-110xxxx)
オイル交換にご来店。
フロントタイヤは限界でした。ウインカーが全く点かないので修理希望。
フロントタイヤは交換、ウインカーはスイッチの接点の問題だったので分解清掃して改善。
金属が結構摩耗していたので、もし同じ症状出たらスイッチごとの交換をお勧めしました。
PIT作業
スズキ アドレスV50(CA44A-112xxx)
ブレーキアンカ側からスピードメーターケーブルを抜いて確認。
ケーブルは切れていないし、指で回せば針も触れる。
アウタブッシュから覗き込んでスピードメーターピニオンが回るか確認すると回らない。
前回の作業ミスでは無く、新しく出た不調でした。
ギアとピニオンの点検交換の指示出たのでそのまま作業。
グリスがほぼ無くなっているし、スピードメーターピニオンが固着しているため、スピードメーターギアが削れて山がほぼ無くなっていました。
ピニオンの固着は炙ったりラスペネ吹いたりで、なんとか動くレベルまで改善。
でもところどころ錆びているので要交換。
アウタブッシュが抜けずピニオンが引き出せないので、再度ラスペネを吹いて置いてあります。
万力でアウタブッシュを挟んでブレーキアンカを根気良く回して取り外し成功。
ワッシャーだけストック無かったので、部品どりから移植。
それ以外は新品ストック有ったので、念入りにアンカ内の古いグリスを取り除いてから組み付け。
グリスがほぼ無く固着している
メーターギアが削れている
古いグリスを除去
アップミス
グリスアップしながら組み付け
動作OK
販売車両ホンダ ディオ(AF68-132xxxx)
試乗して快調。
出発してすぐにブレーキが重い気がしたのでケーブル緩めるとレバーはスカスカ。
戻ってファーストケーブル調整して改善。
残りは艶出しして撮影、Webサイトへ掲載予定。
販売車両ホンダ ジョルノ(AF70-104xxxx)
駆動系点検。
少しダストが付いているだけでかなり綺麗。
キックギア周りはグリスアップ。
クランクケースカバーを付けてからコネクティングチューブ付けようとしたら、
外装が邪魔で付けられず。
丁度、交換する外装の部分なので、外装外した時にコネクティブチューブを取付予定。
ホンダ ディオ(AF68-141xxxx)
前回同様外装を一切外さず、メインハーネスも外さずシリンダーヘッドオーバーホール実施。
かなりカーボン汚れ酷かったです、これでよく始動していたなと思いました。
忘れないうちにエンジン切り離しした段階でセルモーター取付。
燃焼室のカーボン汚れが酷すぎて中々落ちないのでワコーズガスケットリムーバーを噴射して放置。
ベトベトになりますが格段に汚れが落ちました。清掃してバルブ擦り合わせしてステムシール新品組み付け。
ヘッドカバーを閉める前にバルブクリアランスの調整。
全て組み付けて始動OK、ここまで4時間くらいです。
汚れを落とすのが時間かかるのでウェットブラスト完成したらもっと効率上がると思います。
試乗してとくに問題なし。休憩後にオイル交換しようと思ったらセル始動できず。
リレーがカチカチ鳴るだけでセル回らず、キックは一発始動。
リレーを交換してもジャンピングしても回らない。セルモーターまでちゃんと電気は来ている。
もうお手上げでセルモーターが怪しいとしか考えられなかったので外して点検。
交換前のセルモーターのOリングがクランクに残っていたみたいでセルモーターのギアに挟まってました。
戻して無事始動。オイル交換して作業完了!
シリンダーヘッドオーバーホール開始
カーボンだらけのバルブ
軽く清掃した燃焼室
本気で清掃した燃焼室
擦り合わせ後の新品バルブ
完成