こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
03/19のPIT作業
ホンダ ディオ(AF68-101xxxx)
症状:カーボン噛み当店の代車です。重度のカーボン噛みでRECS施工後も不調なので腰上オーバーホールします。
ディオはエンジンを完全に降ろすには外装をある程度外す必要があり、少し面倒なのでメインハーネスは繋げたままズラして作業。
サクサクと分解してシリンダーまで外しました。やはりエキゾーストバルブはカーボンがてんこ盛り。
インテークバルブは再利用してエキゾーストバルブは交換予定です。ピストンも上下に擦れた跡があるためこの際一式交換します。
この年代のホンダの原付はカーボン噛みが本当に多いです。多すぎるためホンダから対策としてサービスニュースが出ています。
対策はバルブクリアランスの変更でサービスマニュアルだとIN/EX共に0.16mmですが、IN0.20mm、EX0.26mmへ変更されております。
おそらくバルブリフト量を多くしてカーボンが噛みこまないようにする対策ですが、エンジン音は少し大きくなります。
他の修理入庫車両の整備もあるため合間を見て作業して行きます。
所要時間 60分
こんな感じで作業 ヘッドの燃焼室側 エキゾーストカーボン ピストンの状態