こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/09のPIT作業
ヤマハ JOG ZR(SA39J-801xxx)
症状と依頼内容ヤマハ JOG ZR(SA39J)の販売前整備を行いました。今回は1台が仕上がるまでの整備内容をご紹介します。
点検と診断まず、整備の前に以下の致命的な不良が無いかを確認しました。1つでも該当する場合、レンタルや販売には回せません。
- エンジン異音
- オイル漏れ
- 直進時の走行安定性(フレーム、ステム、ハンドルの曲がり)
問題が無ければ、エラーログを確認し、消耗品の交換や清掃、グリスアップなどの整備作業を行います。
作業内容以下の作業を実施しました。
- エンジンオイル交換(ストレーナー清掃含む)
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- ワコーズRECS施工(スロットルボディ清掃含む)
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー、ランププレート交換)
- リア足回り整備(清掃、グリスアップ、タイヤ交換)
- フロント足回り整備(清掃、キャリパー清掃、グリスアップ、パッド交換)
- スタータースイッチ分解清掃
- バッテリー交換(納車時)
フロントタイヤは製造年月が新しく、溝も十分残っているため、そのまま使用しました。全ての整備が完了後、10kmほど試乗して最終確認を行いました。
所要時間は約200分です。
まとめヤマハ JOG ZRは、軽快な走行性能が魅力のスクーターですが、駆動系や足回りの整備は安全な走行に欠かせません。特に今回は、エンジンオイルやエアフィルター、ワコーズRECS施工やスロットルボディの清掃など、エンジン性能を保つためのメンテナンスも重点的に行いました。
また、ブレーキパッド交換やリアタイヤの交換も実施しており、安全性を確保しています。フロントタイヤについては良好な状態を確認したため、交換は不要としましたが、タイヤは走行距離や経年劣化で状態が変わるため、定期的な点検を推奨します。
販売車両は多くの方が利用するため、整備と消耗品交換によって安全性を確保し、快適な走行体験を提供しています。整備内容についてのご質問や、点検のご相談などがあればお気軽にお問い合わせください。