こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/08のPIT作業
スズキ アドレスV50(CA4BA-123xxx)
症状と依頼内容スズキ アドレスV50(CA4BA)の販売前整備を行いました。今回は1台の整備内容を詳しくご紹介します。
点検と診断整備の前に、以下の致命的な不良箇所が無いかを確認しました。これらに1つでも該当する場合、レンタルや販売には回せません。
- エンジン異音
- オイル漏れ
- 直進時の走行安定性(フレーム、ステム、ハンドルの曲がり)
問題が無ければ、エラーログを確認しつつ、消耗品の交換や清掃、グリスアップなどの作業を進めていきます。
作業内容以下の整備を実施しました。
- エンジンオイル交換
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー交換)
- リア足回り整備(清掃、グリスアップ、タイヤ交換)
- フロント足回り整備(清掃、グリスアップ、ダストシール交換)
- スピードメーターケーブル交換(断線のため)
- バッテリー交換(納車時)
公道走行に必要な全体整備を行いました。フロントタイヤについては製造年月が最近で、溝も問題無いため今回はそのまま使用しました。整備後、約10kmの試乗を行い最終確認をしました。
所要時間は約180分です。
まとめスズキ アドレスV50は軽快な走行性能が魅力ですが、長く快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に駆動系や足回りの整備は安全性に直結するため、今回のような販売前整備ではしっかりと確認を行いました。
今回、断線していたスピードメーターケーブルを交換しましたが、メーターケーブルは見落とされがちな部分です。適切に整備することで、正確な速度計測が可能になり、安心して公道を走行できます。また、リアタイヤの交換やダストシールの交換といった足回り整備も、安全性を確保するために非常に重要です。
整備された車両は、安心してお客様にお渡しできる状態に仕上げています。定期的な点検やメンテナンスのご相談も随時受け付けておりますので、何か気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。