こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
03/21のPIT作業
ホンダ ディオ(AF68-121xxxx)
症状と依頼内容今回は、ホンダ ディオ(AF68)が「セルでエンジンがかからない」という始動不良の症状で入庫しました。
お客様からのご相談を受け、早速点検と整備を実施しました。
点検と診断まずは電圧を確認したところ、バッテリー電圧は12.10V。やや低めではあるものの、ジャンプスタートを行ったところ、セル始動は問題なく行えました。
この時点でバッテリーの劣化が疑われたため、交換を前提に新品バッテリーの充電を開始しました。
また、前後タイヤの空気圧はほぼゼロでしたが、パンクはしておらず、エア補充で対応可能な状態でした。
左ミラーがゆるんでいたため、こちらはサービスで増し締めを実施。
エアクリーナーやオイル、スパークプラグの点検見積もりをご案内し、今回はプラグとプラグキャップの交換をご依頼いただきました。
- バッテリー交換(充電済み新品)
- スパークプラグ、プラグキャップ交換
- 左右ミラー増し締め(サービス対応)
プラグは多少劣化していたものの、特に問題はなし。しかしプラグキャップにはサビがあり、電気的な接触不良が始動不良に影響していた可能性が高いです。
交換後は明らかにエンジンの吹け上がりや始動性が改善され、元気な状態を取り戻しました。
- 修理代金:¥13,368
- 所要時間:30分
今回は始動不良の原因としてバッテリーの劣化とプラグキャップのサビが大きく関与していました。
原付はちょっとした電気系トラブルや消耗品の劣化でも、セル始動ができなくなることがあります。
また、ミラーの緩みや空気圧の低下といった細かな部分も、快適な走行や安全性に大きく影響します。
「セルが回らない」「最近エンジンのかかりが悪い」と感じたら、まずはバッテリー・点火系の点検がおすすめです。
当店では点検から修理までスピーディに対応しておりますので、気になる症状があればお気軽にご相談ください。