こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介していこうと思います。
目次
ご成約
ご成約ありがとうございました。02/23の入庫とPIT作業
入庫
スズキ アドレスV50(CA44A-141xxx)
サービスキャンペーン、暖気性向上の作業のためご来店。
ホンダ トゥデイ(AF67-116xxx)
突然エンジンが始動しなくなってしまったとの事で、海老名市門沢橋まで引き取り。
PIT作業
代車予定車両ホンダ トゥデイ(AF61-xxxxxxx)
腰上オーバーホール実施。
・ヘッド開けてみたら、オイル切れによりロッカアームとカムが焼き付いた形跡有り。また偏摩耗しており、かなり状態悪かった。
・ピストンも傷が凄く、シリンダーも傷が入っていた。
・ピストンのオイルリングも固着しており、完全にオイル上がりしていた模様。
・シリンダーはホーニングツールで爪がひっかからない程度まで研磨。見た目は若干跡残っているけどおそらく問題無し。
・ピストンキットは社外品を組付け。あんま精度高くなさそうだった。
・バルブはそこまで摩耗していなかったので、カーボン落として再利用。
・カムシャフトとロッカーアームは再利用不可能だったので、昨日載せ替えた元のエンジンと交換。(偏摩耗しているカムとロッカアームもとりあえず組付けてエンジン閉めてあります。)
・オイル切れ起こしたせいか、カムチェーンが若干伸びている気もしたけど、一応バルタイ取れたっぽいのでそのまま組む。
・タペットクリアランスは、AF61はIN・EX共に0.16mm±0.03との事だったので、念のためIN0.15mm・EX0.18mmに調整。(EX側のバルブの自由長が短いモデルは0.16で長いモデルは0.24っぽい)
・慣らし用に30番のオイルを入れ、マフラーとキャブとか仮組みして、エンジン始動確認。キック一発始動。
・以前の日報に書いていた「なんともいえない異音」は、クランクベアリングではなく、おそらくカムまわりの異音だった。現状異音なし。
・状態が悪くて通常整備があんまできなかったので、明日以降残りの作業実施します。
・メモ 慣らし後のオイル交換でストレーナー清掃必要。