こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介していこうと思います。
目次
07/10の入庫車両とPIT作業
入庫車両
ヤマハ ビーノ(SA26J-603xxx)
オイル交換、エアチェック。
スズキ レッツⅡ(CA1PA-209xxx)
2ストオイル補給、エアチェック。
ホンダ ディオ(AF68-130xxxx)
オイル交換、簡易点検。納車後初めての交換で3,000kmほど走行。
空気圧、前後ブレーキ調整、プラグ点検清掃して問題無し。
ヤマハ ジョグ(SA36J-61xxx)
オイル交換、エアチェック、前後ブレーキ調整、LLC補充。
PIT作業
スズキ ジェンマ(CS50-216xxx)
昨日は普通にセル始動できて、店の前を走行できたのに、
今日はギアが滑る感じで始動できず、キックレバーもスカスカ。
チェーン駆動でオイルに浸かるタイプであろうことがギアオイル注入口らしきキャップ位置で判明。
クランクケースカバーのネジは10本中2本しか留まってなく、開けるとオイルはカラ。
カバーを取り付けてオイルを入れて始動しようとすると、
ギアオイルがこぼれてセルモーターとピニオンアッシが外れてました。
しっかり固定して、再度オイルを入れてセル始動改善は完了。
次にメーター不動の修理のために、フロントホイールを取り外して、
メーターケーブルの取り外しに挑戦。
マイナスドライバーで穿って簡単に取り外し成功。
どう見てもCA4AAとかのねじ込み式じゃない。
Oリングがあり、スクリューを溝に通して固定するケーブルだったので比較してみると、
2㎝位短いけど形はどう見ても一緒なので下に取り付けてホイールを回すと
ケーブルが回ったため、メーター側も取り付けて回してみると針が動きました。
ハンドルを左右に切った状態でも正常に作動したためこちらも完了。
ホンダ ライブディオ(AF35-205xxxx)
点検開始。
エアエレメントは異常無し。
プラグは腰下オーバーホール時に交換して約1,000㎞走行でしたがかなり劣化していたため交換。
水を吸ったのか、キャブやインマニの汚れ清掃。キャブの調整。
ロービームが切れのため、バルブを替えて作業完了。
ホンダ ライブディオ(AF34-312xxxx)
エアエレメントは少し水かオイルが付着していたが正常で、
奥のフィルターは劣化していたため交換。
プラグも劣化していたため交換。
圧縮を測ると700kpaだったので、ダメもとで始動確認を行うと、
やっぱりアイドリングせずに、すぐにストールしてしまうので最低でもピストンの交換は必要。
ホンダ ジョルノ(AF70-105xxxx)
セル始動不良はバッテリー電圧の低下によるものだったので本日も問題無く始動。
一応充電電圧も測定して14V後半くらいで異常なし。
キックレバーの戻りが悪いということで駆動系も合わせて点検。
部品は交換するほどではなく問題無さそう。
ウエイトローラーは純正が入っていて摩耗なし。クラッチウエイトも問題なし。
ドライブベルトは新品と比較すると0.2mmくらい減ってはいるが、亀裂も無いため問題なし。
その他点検してオイル交換とスパークプラグがかなり劣化していたので交換。
試乗して異常なし。
ステップのマットは劣化して硬化しており取付困難のため交換をお勧め。
駆動系点検➀
駆動系点検➁
駆動系点検➂
キックギア清掃グリスアップ
スパークプラグ交換
ヤマハ ビーノ(SA37J-537xxx)
加速時にもたつく事があるとのことで試乗するも、感じ取れず調子良し。
何回か始動しているとたまに長めにセル回さないと始動できない時がありました。
戻って駆動系点検。ドライブベルト、クラッチは異常なし。
ウエイトローラーは偏摩耗していたので交換。
プーリーのカムがクランクシャフトから全く抜けず。
ラスペネ放置しても抜ける気配が無い。
無理して抜こうとするとクランクシャフトがダメになりそうなのでそのままにすることにしました。
プーリーを垂直ではめ込もうとするとウエイトローラーが転がってしまって取付が困難でしたが、
車体を倒して取付完了。キックギアも固着していたので清掃して改善。
駆動系以外も念のため点検してスパークプラグがかなり劣化していたので交換。
エアフィルター点検したら過去一くらいの汚れだったので交換。
前後ブレーキがだいぶスカスカなので限界まで調整して何とか改善。
プラグとエアフィルターを交換したおかげなのか始動性は改善。
駆動系点検
プーリーのカム固着により外れず
エアエレメント交換前
エアエレメント交換後