こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
目次
02/14のPIT作業
スズキ ZZ(CA1PB-136xxx)
症状:フロントブレーキ異音。パッド&ブレーキフルード交換。ブレーキパッドが届いたので作業再開。キャリパーはあらかじめ清掃済みなのでパッド交換のみ。
続いてハンドルカバーを外してマスターシリンダーを開けてフルード交換。
かなり量が減っていて真っ黒でした。エア抜きして作業完了。
所要時間 40分
修理代金(参考)¥11,220(部品代¥3,520)
パッド交換 フルード交換前 交換後 排出したフルード
レンタル車両 ヤマハ JOG(SA36J-306xxx)
症状:圧縮不良。腰上オーバーホール。中古のシリンダーが届いたので腰上オーバーホール再開。まずはピストンにピストンリング類を組み込み。
合口はサービスマニュアル通りに指定された角度で合わせてコンロッドに取り付け。
シリンダーヘッドの燃焼室はRECSのおかげで割と綺麗。バルブを3つ外したがインテーク側は綺麗、エキゾースト側はカーボンが溜まっていたので擦り合わせ。
各部品は使用限界に達していないか測定して異常はなし。しかしエキゾーストのバルブシートは広がっていて1.6mmの使用限界近い。
バルブシートは再利用できないので新品を使用。あとは組み付けるだけなのでテンポよく作業。
シリンダーヘッドの組み付けは圧縮上死点に気を付けてカムスプロケット装着。ヘッドのナットは規定トルクの10Nm、カムスプロケットは30Nmで締め付け。
ヘッドカバー、カムチェーンアジャスター、水回り系の各部品を組み付けてあとは車体にエンジンを載せるだけ。
所要時間 100分
ピストン組み立て 調達したシリンダー シリンダー組み込み、燃焼室 腰上オーバーホール完了 ピストンの合口角度
ホンダ ディオ(AF68-100xxxx)
症状:フロントフォーク曲がり。リアタイヤ交換。部品が届いたのでフロントフォーク交換。ASSYではないのでステムにスライドパイプ取付から開始。
問題なく取り付けられたのでレッグシールドやハンドルカバーを取り外して、フロントフォークも取り外し。
新品と比較するとフレームに刺すステム部分が結構曲がっていました。
レースとベアリングを交換してグリスアップ。ナットも締め付けてステム動作異常なし。
外装を取り付けて暖気してからオイル交換。水が混ざっており状態が良くないので次回交換時期を1,000㎞で設定。
リアタイヤも交換して試乗して異常なし。
所要時間 120分
修理代金(参考)¥52,250(部品代¥28,050)
作業前 フロントフォーク組み立て前 組み立て後 比較 レースやベアリング類も交換 アウターレース交換後 アッパーレース交換後 ベアリンググリスアップ 水分が混ざってカフェオレ状態 完成