こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
07/12のPIT作業
ホンダ スーパーディオ(AF27-238xxxx)
症状と依頼内容ホンダのスーパーディオ(AF27)がリアタイヤのロックのため入庫しました。始動は可能ですが、勝手に前に進んでしまう症状が見られました。また、キャブレターのオーバーホールも承りました。
点検と診断症状からクラッチの不良と考えられ、駆動系を点検しました。クランクケースカバーを外したところ、クラッチウエイトが飛び出してきました。社外品のクラッチでセンターナットが外れていたことが原因でした。ウエイトローラーの摩耗も確認しました。
クラッチ一式、ウエイトローラー、右カバーガスケットを交換します。クラッチは耐久性に欠けるため、純正の中古品を取り寄せ。
作業内容以下の作業を実施しました。
- 駆動系作業(クラッチの分解清掃、グリスアップを含む)
- クラッチASSY交換(純正中古品使用)
- ウエイトローラー交換
- 右カバーガスケット交換
- キャブレター分解清掃(ガスケットキット使用)
修理代金は29,700円で、所要時間は100分でした。
まとめ
駆動系作業を行った結果、問題なく走行できるようになりました。スーパーディオは30年前の原付であるため、古い原付に乗る際には以下の注意点を守ることが重要です。
キャブレター内部はそこまでの汚れは無く、良好な状態でした。
- 定期的な点検とメンテナンス:古い車両は部品の劣化が進んでいるため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
- 純正部品の使用:社外品は耐久性に欠ける場合があるため、可能な限り純正部品を使用することをおすすめします。
- 燃料系統の清掃:キャブレターや燃料タンク内の汚れや詰まりを防ぐため、定期的な清掃が必要です。
- タイヤとブレーキの点検:古い車両ではタイヤやブレーキの劣化も進んでいるため、定期的に点検し、安全に走行できる状態を保つことが重要です。
古い原付に乗る際には、上記のポイントを守り、安全で快適な走行を楽しんでください。ご不明な点やご相談がございましたら、いつでもお問い合わせください。