こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/06のPIT作業
ホンダ ジョルノ(AF70-105xxxx)
症状と依頼内容ホンダのジョルノ(AF70)がエンジン停止後に再始動できなくなり、当店で引き取りに伺いました。
点検と診断入庫後にエンジンは問題なく始動したものの、スロットルを開けてもリアタイヤが回らない症状を確認しました。
駆動系を点検したところ、ベルトが切れており、クラッチに噛み込んでいたことが原因でエンジンが停止、再始動不可になったと考えられます。
ウエイトローラーは問題ありませんでしたが、クラッチウエイトは交換時期に達していたため、交換を提案しました。
また、Fタイヤの交換、リアブレーキカム固着の修理、エンジンオイル交換も見積もりに含め、すべて承諾いただきました。
- 駆動系整備
切れていたドライブベルトを新しいものに交換し、クラッチウエイトも交換しました。 - リアブレーキカムの固着修理
固着していたブレーキカムを改善するため、マフラーおよびリアホイールの脱着を行いました。 - フロントタイヤ交換
エアバルブも含めたフロントタイヤの交換を行いました。 - エンジンオイル交換
オイル交換も行い、エンジンの保護とスムーズな動作を確保しました。 - スピードメーター不動の追加修理
作業後の試乗にてスピードメーターが動かないことが判明し、点検した結果、ハンドル側のケーブルが外れていました。接続し、正常に動作するよう修理しました。
修理代金:36,630円(税込)※レッカー代¥4,400含む
所要時間:110分
今回のように駆動系部品が劣化すると、走行不能や異音の原因となります。特にドライブベルトの切断は、突然のエンジン停止を招くため、定期的な点検が必要です。
また、スピードメーターのケーブルが外れると、速度確認ができなくなるため危険ですので、少しでも異常を感じた際は早めの点検をおすすめします。
当店ではお客様の安全を第一に考え、徹底した整備を行っております。ご不明点や気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。