こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/27のPIT作業
ホンダ PCX(JF28-111xxx)
症状と依頼内容走行中にエンジンが突然停止し、その後再始動ができなくなったとのことで、ご依頼をいただきました。当店でバイクを引き取り、詳しく点検を行いました。
点検と診断車両はホンダPCX125(JF28)で、走行距離は7万km。直近のオイル交換から5,000kmほど走行しており、エンジンの焼き付きが疑われました。
- バッテリー電圧は低いものの、クランクが回らないほどではありませんでした。
- エンジンオイル量はわずか0.1Lと非常に少ない状態でした。
- ドライブベルトの破断や絡まりも疑いましたが、ベルトは正常でした。
クランクを手動で回しても動かず、オイル管理不足が原因のエンジン焼き付きと診断しました。
作業内容- バッテリー電圧の測定
- エンジンオイル量の計測
- 駆動系(ドライブベルトなど)の点検
点検の所要時間は約30分でした。修理にはエンジンの全体交換が必要となるため、修理費用が高額になることが予想されました。
まとめPCX125(JF28)は、走行距離7万kmと長距離を走行しており、年式も古いことから、修理を見送り処分する判断となりました。
補足:エンジンオイルが不足したまま走行を続けると、エンジン焼き付きや内部部品の破損が起きやすくなります。定期的なオイル交換とオイル量の確認を習慣にすることで、大きなトラブルを未然に防げます。
もしエンジンがかからない、異音がするなどの症状が出た場合は、早めに専門店にご相談ください。当店では引き取りサービスも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。