こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/29のPIT作業
ホンダ ディオ(AF56-102xxxx)
症状と依頼内容ホンダ ディオ(AF56)のお客様より、「急にスピードが20km/h程度しか出なくなった」とのお電話がありました。車両を入庫いただき、早速点検を開始しました。
点検と診断まず、車両の状態を確認しました。
- エンジンオイルは最近交換されており、綺麗な状態でした。
- スタンドロックレバーが正しく組み付けられておらず、リザーブタンクが確認できなかったため修正しました。
- 冷却水は規定量が入っており問題ありませんでした。
- 始動やアイドリングは正常でしたが、走行時にパワー不足を確認しました。
駆動系に問題がある可能性が高いと判断し、カバーを開けて点検を進めたところ、クラッチウエイトが完全に摩耗して真っ平になっていることを確認。さらに、ドライブベルトとウエイトローラーも劣化が進んでおり、交換が必要でした。根本原因はクラッチウエイトの摩耗で間違いないと診断しました。
当日は代車をご用意し、お車をお預かりして部品を揃えた上で修理を進めることとなりました。
作業内容- 駆動系部品の交換
- 具体的には以下の部品を交換しました:
- ドライブベルト
- ウエイトローラー
- クラッチウエイト一式
作業後に試走を行い、スピードが問題なく出ることを確認しました。
修理代金は¥17,000、所要時間は約40分でした。
まとめ今回の事例では、クラッチウエイトの摩耗が原因でスピードが出なくなっていました。駆動系部品は消耗品であり、定期的な点検や交換が必要です。
特にクラッチやベルト、ウエイトローラーは劣化すると走行性能に大きな影響を与えます。これらの部品を放置すると他の部品への負荷が増え、修理費用が高額になる可能性があります。
「スピードが出ない」「加速が鈍い」などの症状が出た場合は、早めにご相談ください。当店では迅速に点検・修理を行い、代車もご用意しております。お気軽にお問い合わせください。