こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
06/08のPIT作業
ホンダ ライブディオ(AF34-343xxxx)
症状と依頼内容
ホンダ ライブディオ(AF34)が3年間放置されており、エンジンが始動しないとのことでご依頼を受けました。
自走できないため、当店にてレッカー引取を行いました。
まずはキャブレターの状態を確認するため、ドレンを開けてみましたがガソリンは出てきませんでした。
しばらくキックしていると燃料が流れてきたため、プラグを点検したところ古いながらも火花は飛んでいました。
スパークプラグを交換し、エンジンコンディショナーとパーツクリーナーを使用してキャブレターの簡易洗浄を実施。
数分間キックし続けた結果、始動に成功しました。
バッテリー電圧は1.9Vとかなり低く、交換対応。スタータースイッチは接点不良が疑われたため、パーツクリーナーで清掃し、セル始動も可能な状態へ改善。
その後、燃料切れによるストールがありましたが、1Lほど給油して再始動も確認。
前後タイヤの状態も劣化しており、交換をご提案したところご承諾をいただきました。
- レッカー搬送(5km)
- 故障診断・点検
- キャブレター内部簡易清掃
- スパークプラグ交換
- バッテリー交換
- フロントタイヤ交換
- リアタイヤ交換
- 修理代金:¥37,950(税込)
- 修理完了までの預かり日数:1営業日
- 所要時間:120分
3年放置された車両でも、適切な点検と対応を行うことで再び走行可能な状態に整備できます。
キャブレターや点火系、電装類の確認が重要で、特に放置期間が長い場合はタイヤやバッテリーの交換も必須です。
今回は幸いにも大掛かりな修理には至らず、比較的軽度な整備で済みました。
自賠責保険の加入とタイヤ交換も完了し、安心して乗り出せる状態に仕上がっております。
長期放置車両の再生も多数実績がございますので、ご相談もお気軽にどうぞ。