こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/30のPIT作業
ヤマハ ジョグ(SA36J-617xxx)
症状と依頼内容ヤマハ ジョグ(SA36J)が「ベルト切れの疑いにより走行不可」という症状で入庫しました。当店でお引き取りに伺った際、エンジンはかかるものの走行ができない状態でした。
お客様に他に気になる点を伺ったところ、「左ブレーキを握ってもセル始動ができなくなった」とのことでした。点検の結果、ブレーキスイッチが機能しておらず、ブレーキ灯が点灯しない状況でした。追突の危険性を考慮し、スイッチの交換を提案し、承諾をいただきました。
点検と診断クランクケースカバーを開けて駆動系を点検したところ、ドライブベルトが切れていることを確認しました。また、ウエイトローラーの偏摩耗も見られ、交換が必要な状態でした。
ランププレートは外れにくいことが多いですが、今回は問題なく取り外せました。さらに、左ブレーキスイッチ以外に、左ブレーキレバーが曲がっていること、冷却水が減少していることも判明し、これらの交換と補充をお客様にご提案し、了承をいただきました。
- 駆動系整備(ドライブベルトおよびウエイトローラーの交換)
- 冷却水の補充
- 左ブレーキスイッチの交換
- 左ブレーキレバーの交換
修理代金は¥16,900、所要時間は60分です。
まとめ今回の修理では、ドライブベルトの切れやウエイトローラーの偏摩耗など、駆動系の重要部品を交換しました。ドライブベルトに関しては、社外品は安価なものもありますが、耐久性に劣る場合が多いため、純正品の使用をお勧めします。
また、左ブレーキスイッチが故障していると、ブレーキ灯が点灯せず、追突事故のリスクが高まります。異変を感じたら早めの点検・修理を心がけましょう。
当店では、駆動系整備や点検をはじめ、幅広い修理に対応しております。気になる症状があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。