こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
目次
05/17の入庫車両とPIT作業
入庫車両
ヤマハ シグナスX-SR(SED8J-016xxx)
タイヤ交換に自走入庫。
スイングアームが固着気味でしたが、ラスペネ塗布して10分したら外れました。
組み付け時にビスタック塗布。
2020モデルで1年半くらい前に900kmくらいで購入。
購入店で一度点検しているそうですが、
その他エンジンオイル、ギアオイルはご自身で管理されているそう。
車両もピカピカで、インナーもしっかり艶出しされ大事に乗られているよう。
ホンダ スーパーカブ50(AA01-360xxxx)
入庫時、ヘッドライト以外は点灯点滅しない状態。
灯火類の異常の回復希望。
レギュレートレクチファイヤの可能性が高いが、
点検して原因が別の箇所の可能性もあること説明。
ヤマハ ビーノ(5AU-057xxx)
加速が伸びなくなってきたそうで入庫。
圧縮測定して問題無かった場合、駆動系点検とオーバーホールとお伝え。
圧縮測ろうとしたらプラグが固着して外れず、
時間かかりそうなのでお預かりにしました。
スズキ スカイウェーブ(CJ44A-100xxx)
ガソリン半分になるとエンストするそうで点検ご希望。
数日かけての点検になるためお預かり。
PIT作業
スズキ レッツ4(CA45A-157xxx)
ブレーキシューのスプリングは飛んでないが、山が減っている気がする。
カムの位置がずれてるかと思ったが見たら正常。
新品ブレーキシューに交換するとブレーキケーブルのナットを4.5周緩めて丁度いい。
ケーブルも少し伸びてきているようです。
ホイールの回りは若干重い気がするが、
他のCA45Aと比べても個体差あるがほぼ同じくらい。
ヤマハ ビーノ(5AU-057xxx)
工具を試行錯誤してなんとかプラグ取り外しに成功。
茶サビがかじっていたようです。
圧縮測ると1200pKaでそこまで低くない。
プラグ交換して2ストオイル補充。
試乗してもあまり変わらず。
駆動系を点検予定。
代車車両 レッツ(CA45A-xxxxxx)
アイドリングが弱くてストールしそうとのことなので点検。
エアクリはフィルター含め綺麗、プラグは汚れていたので交換。
スロットルボディはあまり汚れていなかったが、
インテークバルブインシュレータが割れていたので部品どりと交換。
組み付けて始動させてからRECS施工。
オイル交換時期なので交換。
センタースタンドの調子も悪いので交換予定。
販売車両 レッツ(CA4AA-172xxx)
スピードが全く出なかったので駆動系のみ作業。
ベルトは細く、ウエイトローラーは複数に編摩耗していたので交換。改善しました。
ホンダ エイプ(AC16-100xxxx)
ボアアップ作業開始。
FIモデルと締め付けトルクなど細かいところが結構違うみたいだが、
幸いなことにデイトナの説明書に全て書いてありました。
とくに難しいところはなくピストン外すところまでいきました。
ピストンの状態は悪くもなく、どちらかといえばバルブのカーボン汚れが酷い。
ピストン一式交換してシリンダーを組み付けするのに苦戦。
シリンダーの内側が斜めになっていないのでピストンリングを閉じた状態ではないと入らない。
3人がかりで何とか入りました。
シリンダーヘッドはウェットブラストを軽く清掃。
その間にカムホルダーの一部面取り。これを行わないとカムが変形してしまうとのこと。
バルブは再利用ですり合わせ。ステムシールは新品でスプリングはボアアップキットの物を使用。
バルブクリアランス0.1mmで調整。ヘッドカバーのラバーマウンティングとガスケットも交換。
左のクランクケースカバーガスケット交換予定。
左右のオイルシールからオイル漏れしているのでそちらも交換予定。
男三人でエンジンを囲む
なかなか入らない