こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
07/22のPIT作業
ヤマハ JOG(SA36J-739xxx)
症状と依頼内容日中に始動不良を起こしてしまうとのことで入庫いたしました。
点検と診断入庫時は始動できましたが、燃料ポンプの音が小さくすぐにエンジンストールしてしまいました。
バッテリー電圧は問題ありませんので、燃料ポンプの不良と診断しました。
こちらはリコール対象となっており、メーカー保証にて無償対応になります。
燃料ポンプとシールの交換を行いました。作業手順は以下の通りです
- ボディカバーを外して燃料タンクを露出。
- 固定しているボルトを外し、タンクを逆さにして交換。
- 燃料が入りすぎているとキャップ側から漏れてくるため、事前に燃料を抜きます。
燃料ポンプの交換後は不調が改善いたしました。
修理代金と所要時間修理代金は¥57,640(実費の場合)、所要時間は30分です。
まとめ今回の作業はリコール対象車両でしたので、メーカー保証で修理させて頂きました。今月に入って燃料ポンプの不良は3件目となります。
暑い季節になると、燃料ポンプやウォーターポンプの故障が増える傾向があります。気温が高くなることで部品の温度も上昇し、素材が膨張したり劣化が早まったりするためです。また、エンジンの熱負荷が増し、冷却システムや燃料システムにかかる負担が大きくなることも一因です。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、こうした故障を未然に防ぐことができます。ご不明点や追加のご依頼がございましたら、当店までお気軽にお問い合わせください。