こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
09/22のPIT作業
ヤマハ ニュースギア(UA08J-016xxx)
症状と依頼内容エンジンオイルに冷却水が混ざり、乳化しているとのことでお預かりしました。
点検と診断オイルと冷却水が混ざる原因は、主にウォーターポンプの不良によるものです。今回のケースでは、エンジン始動不良などの他の症状が見られなかったため、ウォーターポンプが原因と推測しました。
ウォーターポンプを取り外したところ、メカニカルシールの内径が変形し、シャフトが簡単に抜ける状態でした。さらに駆動系の整備も併せて依頼されたため、部品を取り寄せて修理に入りました。
作業内容ウォーターポンプアセンブリの交換を行い、その後エンジンオイルの交換も実施しました。しかし、400mlを超えたところでオイルが入っていかず、調査した結果、エアクリーナーへ繋がるブローバイガスのホース内が詰まっていることが判明しました。
詰まりを取り除いた後、オイル交換を再度行い、問題なく完了しました。駆動系の作業としては、ドライブベルトとウエイトローラーの交換も行いました。
修理代金:¥47,530(消費税込)
作業時間:130分
ウォーターポンプの故障により、エンジンオイルと冷却水が混ざってしまうケースは珍しくありません。放置するとエンジンに大きなダメージを与える可能性があるため、早めの点検・修理が重要です。
今回の修理では、ウォーターポンプの交換に加え、エンジンオイルの詰まりも解消し、駆動系部品の交換も行いました。交換したドライブベルトやウエイトローラーは、約2万キロごとの定期的な交換が推奨されます。
早期の点検でトラブルを防ぎたい方は、お気軽にご相談ください。