こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
02/11のPIT作業
ヤマハ トリシティ(SE82J-005xxx)
症状と依頼内容今回は、ヤマハ トリシティ125(SE82J)の販売前整備を行いました。中古車として安心してお乗りいただけるよう、細部まで点検・整備を実施しました。
1台が仕上がるまでの整備内容をご紹介します。
点検と診断まず、以下の致命的な不良がないか確認します。1つでも該当する場合は、販売車両として提供できません。
- エンジン異音
- オイル漏れ
- まっすぐ走行できるか(フレーム、ステム、ハンドルの曲がり)
問題がなければ、エラーログを確認しながら、消耗品交換や清掃、グリスアップを進めます。
作業内容- エンジンオイル交換(ワコーズ プロステージS 10W-40)
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー、カバーガスケット、フィルター交換)
- フロント足回り整備(左右タイヤ、ブレーキパッド、ブレーキフルード交換)
- リア足回り整備(タイヤ、ブレーキフルード交換)
- ハンドル周り整備(左右ブレーキレバー交換)
- 冷却水交換
- シートカバー交換
- バッテリー交換
- 各部給油
公道を安全に走行できるよう、必要な整備を徹底しました。特にトリシティ125はフロントが2輪のため、前後タイヤのバランスやブレーキの状態が走行性能に大きく影響します。そのため、前後のタイヤ交換とブレーキパッド・フルード交換を実施し、安全性を高めました。
また、駆動系も重要な部分なので、ドライブベルトやウエイトローラーなどを交換し、スムーズな加速と安定した走行ができるよう整備しました。
ここまで整備を行っても、まれに納車後に不調が発生する場合があります。そのため、当店では6か月の保証を付けて販売しております。
修理代金と所要時間- 所要時間:240分
今回の整備では、ヤマハ トリシティ125(SE82J)を販売前にしっかりと点検・整備しました。エンジンや駆動系、足回りのメンテナンスを行い、安全で快適に乗れる状態に仕上げています。
トリシティは前2輪という特殊な構造のため、タイヤやブレーキのメンテナンスが特に重要です。定期的な点検と整備を行うことで、安全性と快適性を維持することができます。
また、当店では販売後のアフターサービスにも力を入れており、6か月の保証をお付けしています。万が一、納車後に不調が発生した場合でも安心してご相談いただけます。
「整備された中古バイクを探している」「トリシティに興味がある」という方は、ぜひ当店へご相談ください。スタッフしっかりと仕上げたバイクをご提供いたします。