こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
目次
入庫車両とPIT作業
入庫車両
スズキ アドレスV50(CA42A-130xxx)
タイヤのパンクで藤沢市白旗までお引き取り。
去年の夏に中古で購入し12月くらいから乗らなくなり、
最近また乗り始めたそう。
信号待ちでFIランプが点灯してストールすることがあるが、
走行不能になったことはないそう。
点検とエンジンオイル交換希望。
ホンダ ディオ(AF68-138xxxx)
始動不可で藤沢市立石までお引き取り。
カーボン噛みか最悪エンジン焼き付きの可能性があるとお預かりしました。
ホンダ CBR125R(MLHJC34Axxx)
エンジンがかからず海老名市望地までお引き取り。
年末年始あたりからかぶっている感じがして、
その後1か月半くらい乗らなかったら始動できなくなったとのこと。
YBRも持っていて、代車不要とのこと。
逆輸入車両でキャブ、最悪直らない可能性があるとお伝えして引き取り。
スズキ レッツ(CA4AA-147xxx)
タイヤのパンクで愛甲郡愛川町までお引き取り。
始動時、アクセルを開けないと始動しない状態で信号待ちでストールする。
点検してご連絡します。
スズキ アドレスV125S(CA4MA-151xxx)
オイル交換にご来店。
前回作業したフロントフォークは大丈夫そうでした。
ヤマハ ジョグ(SA36J-577xxx)
始動せず、長後までお引き取り。
1か月くらい放置していて、頑張ってかけたら始動はするも進まず。
その後再始動できず。
セルを長めに回したら現地で始動。その他点検もご希望。
スズキ レッツ4(CA45A-248xxx)
オイル交換にご来店。
フロントブレーキが効きすぎる時と、フォークがガクッっとなるときがある。
おそらくブレーキシュー、フロントフォークの問題と説明。
納期未定だがPCXを予約したそうなのでそれまでは修理せずでいいかなという感じ。
ホンダ PCX125(JF28-100xxxx)
先日ご入庫いただいた、ご友人のリード修理の話を聞いて、自分のバイクもメンテナンスしないとなと思ったそうで、ご入庫いただきました。
前後タイヤ、ブレーキ、ブレーキフルード、エンジンオイル、
マスターシリンダー側のブレーキホースの錆びたボルトの交換。
ドライブベルト、ウエイトローラーは最近交換したそうです。
PIT作業
ホンダ マグナ(AC13-110xxxx)
引き続き作業。
フロントブレーキ引き摺り点検。
キャリパーを外して確認したらブラケットの出っ張りがディスクに当たってました。
タイヤをセンターにするのに右に少し移動させたことで、
ディスクの位置も変わりその影響かもしれません。
キャリパーからブラケット外して見るとスプリングワッシャーが入ってなかったので、
発注して取り付け予定。
取り付けても当たるならブラケットの出っ張りを削るか、
もう元のハブに戻すしかない。
ホンダ PCX125(JF56-121xxxx)
後輪付近の異音点検。
まず駆動系の点検をして各部品に異常なし。
クランクケースカバーを開けた状態で始動してみると、
やけにベルトが上下に揺れている。
クランクケースにもベルトが当たった跡がありました。
ベルトの在庫があったので新品に交換したら明らかに改善。
異音の原因は、発進時ベルトに負担がかかることで、
クランクケースに当たることだと推察。
その他、リアタイヤを外してスイングアームのベアリングや、
ブレーキシューの点検をしましたが異常なし。
明日試乗して問題無ければ作業完了。
駆動系点検
ベルトの振れ幅が異常
ベルト交換後
リアブレーキシュー点検
リアホイール点検
スイングアーム点検
ホンダ スーパーディオ(AF27-238xxxx)
不調はパワーフィルターがオイルまみれで空気を吸っていないことによるものでした。
プラグも点検して問題無し。
試乗すると吹き上がりの悪さは改善しました。
メインジェットを戻したそうなのでそれが原因かもしれないです。
作業完了。
スズキ アドレスV125G(CF46A-566xxx)
点検時とくに不調なしエラーログなし。
少し試乗しても異常なし。オイル抜いてみると1.6Lも入っていました。
オイルフィルターも交換。スパークプラグも汚れてたので交換。
エアフィルターも異常無しだが、
エアクリに繋がっているヘッドカバーから出ているブリーザーチューブに亀裂。
長さに余裕あったので少し切りました。
念のためメットイン外して全体点検してチューブに異常なし。
明日試乗して問題無さそうなら作業完了。
エンジンオイルの量が異常
オイルフィルター交換
ブリーザチューブに亀裂
ヤマハ ビーノ(SA10J-047xxx)
日に日にリアブレーキの鳴きが大きくなっているのでブレーキシューを交換。
あっさり鳴きが止みました。
作業完了。
スズキ レッツ(CA4AA-158xxx)
右側からのオイル漏れ改善修理開始。
カウリングファンを外した時点でクーリングファン下にオイルが溜まっていたので、
クランクシャフトオイルシールからの漏れでほぼ間違いなし。
カバーを開けてオイルシールとガスケットを交換。
オイルストレーナーも変形していたので交換。
組み付けてオイルを入れて休憩中1時間静置して漏れなし。
エンジンを載せて全てのパーツを組み付けた後に30分アイドリングさせてオイル漏れなし。
作業完了。
エンジンオイル漏れ修理
エンジン取り外し
オイル漏れ
分解中
オイルシール交換
交換後
取り付け
スズキ アドレスV50(CA42A-130xxx)
ホイールが痛まないように、ひとまずリアタイヤを先に交換しようとしたら、
ホイールが歪んでたので中古の良品ホイール、新品エアバルブをタイヤに交換実施。
元のホイールは1ヶ所かなり歪んでいるところがあるので、
そこから徐々に空気が抜けた可能性が高いです。タイヤには外傷なし。
オイル交換後にエラーログを見ると14、21、32、42。
全部消えたのでまずエアクリを開けると、
明らかにCA44A用をカットした精度の低いエレメントが入ってました。即交換。
軽く走ってみるとFIランプが点灯したのでヘルメットボックスを外すと、
スロポジセンサーが断線していました。
プラグキャップがしっかりはまってなかったのでついでにプラグを外すと、
ガスケットが全く潰れないレベルでの締め付けだったので即交換。
配線修理とスロットルボディ清掃、RECSを入れたお見積もりをご案内。
エアクリーナーエレメント要交換
リアホイール要交換
スロットルポジションセンサー断線
ホンダ ディオ(AF68-138xxxx)
状態確認の為にクランキングするとかなり圧縮が低いのでダメだと思ったが、
シートを開けたらフューエルキャップがしっかり締まってない。
これくらいで圧縮圧力やガソリンの吐出量に影響は無いだろうと思ったけど、
キャップを締めると明らかに圧縮が向上したのでいいところでキックすると1発始動OK。
その後はセルでも始動可。
オイルが200mlしか入ってなかったので、
2回交換するつもりでまず1回目の交換まで実施しました。
前後タイヤもツルツルで本当に1年前に定期点検をしているのかな?って状態なので、
販売整備レベルでのメンテナンスをご提案予定。