こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
01/26のPIT作業
ヤマハ ビーノ(SA37J-402xxx)
症状と依頼内容
ヤマハ ビーノ(SA37J)の販売前整備を実施しました。今回は1台の車両が仕上がるまでの整備内容をご紹介します。
点検と診断
販売前の整備にあたり、まず以下の致命的な不具合がないかを確認しました。これらの問題が1つでも見つかった場合、レンタルや販売には回せません。
- エンジン異音
- オイル漏れ
- 直進走行の確認(フレーム、ステム、ハンドルの曲がり)
問題がなければ、エラーログの確認を行い、点検と並行して消耗品交換、清掃、グリスアップなどの整備を実施しました。
作業内容
- 外装交換
- エンジンオイル交換(ワコーズ プロステージS 10W-40)
- ワコーズ RECS施工(速効性吸気系洗浄システム)
- エアフィルター交換
- スパークプラグ、キャップ交換
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー交換)
- 水回り整備(冷却水交換、サーモスタット交換)
- フロント足回り整備(タイヤ交換、ブレーキシュー交換)
- リア足回り整備(タイヤ交換、ブレーキシュー交換)
- リアショック交換
- ステップマット交換
- 左右グリップ交換
- バッテリー交換
- 各部給油
公道を安全に走行できるよう、徹底した整備を実施しました。この車両は走行距離が4,300kmと低走行ですが、2011年式と年式が古いため、細部までしっかりと点検し、必要な部品交換を行いました。
全ての整備完了後、10kmほど試乗し、最終確認を行いました。外装を新品に交換したことで、新車のような仕上がりとなっています。
修理代金と所要時間
所要時間:300分
まとめ
今回の販売前整備では、年式の古さを考慮し、消耗品の交換と徹底した点検を実施しました。これにより、購入後も安心して長く乗れるコンディションに仕上げています。
- 低走行車両でも、年式が古い場合はゴム部品やオイル類の劣化が進んでいるため、事前の点検が重要です。
- 駆動系や足回りの整備をしっかり行うことで、快適な乗り心地と安全性を確保できます。
- 外装を新品にすることで、見た目の印象が大きく変わり、気持ちよく乗り始めることができます。
当店では、販売前の整備を徹底し、安全かつ快適に乗れるバイクを提供しています。ご購入後のメンテナンスやカスタムのご相談も承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!