こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
03/12のPIT作業
スズキ アドレスV50(CA4BA-109xxx)
症状と依頼内容今回は、スズキ アドレスV50(CA4BA)が「走行中に異音がし、その後走行不能になった」という症状で入庫しました。
お客様はバイクを押してご来店され、時間が遅かったため代車を貸してお預かりしました。
点検と診断エンジンの始動は問題なくできましたが、駆動がリアタイヤまで伝わっていませんでした。
この症状から、ドライブベルト切れの可能性が高いと判断し、クランクケースカバーを開けて点検を行ったところ、やはりベルトが切れていました。
さらに、リアタイヤの摩耗とエンジンオイルの劣化も確認され、交換時期に達していたため、お客様と相談のうえ、併せて交換作業を行うことになりました。
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー、ベルトクーリングフィルター交換)
- リアタイヤ交換
- エンジンオイル交換
交換作業を進める中で、元についていたドライブベルトが社外品であることが判明しました。
社外品のベルトは純正品と比べて耐久性に劣ることが多く、価格も大きく変わらないため、当店では基本的に使用しておりません。
純正ベルトへ交換し、ウエイトローラーも新品に交換することで、駆動系をリフレッシュしました。
さらに、リアタイヤを新品に交換し、エンジンオイルも交換することで、安全に走行できる状態へと仕上げました。
- 修理代金:¥22,110
- 所要時間:70分
今回の車両に装着されていたドライブベルトは社外品でした。社外品のベルトは、純正品に比べて耐久性が低いものが多く、短期間での劣化や破損につながる可能性があります。
また、価格差も大きくないため、当店では基本的に純正品のベルトを使用しております。
ドライブベルトは消耗品のため、走行距離が増えると徐々に摩耗し、最終的には切れてしまいます。走行中に突然ベルトが切れると、今回のように走行不能になってしまうため、定期的な点検と交換が重要です。
「最近加速が鈍い」「エンジンはかかるが進まない」といった症状がある場合は、ドライブベルトの点検をおすすめします。
当店では、駆動系の点検・整備も行っておりますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。