こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
05/30のPIT作業
ホンダ ズーマー(AF58-200xxxx)
症状と依頼内容
ホンダ ズーマー(AF58)が「ベルト切れの疑いがある」とのことで入庫しました。
走行中に急に駆動力がなくなったとのお話から、駆動系のトラブルが予想されました。
まずクランクケースカバーを取り外して内部を確認したところ、予想通りベルトが切れていました。
おそらくベルト切れ後にもエンジンを何度か始動されたようで、
クラッチ部にはベルトの繊維が複雑に絡みついてしまっていました。
また、ウエイトローラーの摩耗も進んでいたため、こちらも同時に交換が必要と判断しました。
さらに、お客様よりご依頼を受け、エンジンオイルの交換も作業内容に追加しました。
- 駆動系整備(ベルト・ウエイトローラー交換)
- エンジンオイル交換
オイル量自体は正常でしたが、色が濃く、かなり劣化していたため交換時期としては適切でした。
- 修理代金:¥14,080(税込)
- 修理完了までの預かり日数:3営業日
- 所要時間:50分
走行中に「パチン」や「バチッ」という音がして、そのまま走れなくなる症状は、
多くの場合、ベルト切れが原因です。特にズーマーのような50ccスクーターでは珍しくありません。
ベルトが切れてもエンジンは始動可能ですが、スロットルを開けてもリアタイヤが動かず空回りします。
この状態で無理にエンジンを回すと、クラッチやプーリーなどの二次被害につながる恐れがあります。
もし「走らないけどエンジンはかかる」といった症状が出た場合は、すぐにエンジンを止めてご連絡ください。
早期対応で修理費用を最小限に抑えることが可能です。
当店では駆動系トラブルの診断・修理をスピーディーに行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。