目次
スーパーディオのメンテナンス
駆動系オーバーホール〜ベルトとウェイトローラー交換
今回はキャブ清掃とエアークリーナーフィルター交換を一緒にするので、エアクリBOXも外しました。
ベルト交換だけ交換する場合は、エアクリBOXの下にある10mmのボルトを2本抜くだけで大丈夫です。
キックペダルがついているカバーを8mmのレンチで外し、プーリーケースを開けます。
カバーを外したら、左「プーリー」側17mmと右「クラッチ」側14mmを緩めます。
ウェイトローラーは重くすると最高速が伸び、軽くするとスタート初速が速くなります。
そこで1個8g(6個)計48gにすると初速~最高速のバランスが非常に良いです。
ベルトが新品であれば初速も速く、最高速もメーターオーバーの70km位まで伸びます。
きちんとセッティングが出せないと、エンジンにダメージを与えます。
上記の改造はレース車両に近づけると言う事で、エンジンへのダメージがある為、寿命が短くなります。
そのため、当店では社外スポーツマフラーやエアクリは販売車両に採用しておりません。
ベルトやウェイトローラーの変更は自転車の高速ギア(スプロケット)を大きくする様な作業なので
エンジンへのダメージも無い上、バイクいじりが好きな方は、重さを変えて変化を楽しめる作業だと思います。
プーリーケースを開けたついでに、ベルトを挟む皿(プーリーフェイス)も磨きます。
⇓
「キャブレターのオーバーホール」
2stのキャブはオイルとガソリン、空気を混合する部品です。中にはメインジェット/スロージェットと
縫い針も通らない様な、細い管のパーツがあります。非常に重要な作業です。
キャブの外装がギトギト油でべったりなんて、良くあるケース
外装の汚れをしっかり落としてから開けないと大変なことに。キャブの中に入っちゃうと(>_<;)余計な作業が増えてしまいます。
外装汚れを落とした後にネジ2本を抜き蓋を開けます。
パーツクリーナー/キャブクリーナーを使い分け、キャブの内部とジェットを綺麗にします。
手が汚れる作業の上、熱中していて(^。^;)作業手順の参考画像が少なく恐縮です。
エアークリーナーのフィルター交換
エアフィルターは消耗品の中でも安い部品です。ネジ5本外すだけの簡単な作業のわりに大事な部分なので、たまに見てやると良いです。
その他にもたくさんのチェックポイントがございますが、
今回はキャブレター~駆動系~吸気系のメンテナンスを掲載させて頂きました。
無料の代車も多数ご用意してあります。
詳しくは原付市場での修理についてをご覧ください。
無料の代車も多数ご用意してあります。
詳しくは原付市場での修理についてをご覧ください。