こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/27のPIT作業
ヤマハ トリシティ(SE82J-001xxx)
症状と依頼内容今回はヤマハのトリシティ(SE82J)のフロントフォークオーバーホール作業をご紹介します。
点検と診断売約済みのトリシティで、フロントフォークからのオイル漏れが確認されました。そのため、オーバーホール作業を行っています。右側のフォークはすでにオーバーホールが完了していますが、左側のインナーチューブのメッキが剥がれていたため、中古のストック部品をオーバーホールし、交換することにしました。作業では、サービスマニュアルで再利用が推奨されていない部品はすべて新品に交換します。
作業内容作業は以下の手順で行いました。
- メインチューブ、ガイドチューブの分解
- 消耗品の交換(ブッシュ2種、オイルシール、クリップ、ダストシール、銅ワッシャー、Oリング)
- フォークオイルの注入、エア抜き、油面調整
- 車体への組み込み
修理にかかる所要時間は片側のみで120分です。
まとめトリシティは前輪が2本の特殊な構造を持っており、フロントフォークは合計4本存在します。そのため、オーバーホールを行うことで乗り心地が飛躍的に向上します。オイル漏れが見られない場合でも、定期的にフォークオイルの交換を行うことで、サスペンションの性能を維持し、快適な走行が可能となります。ご不明な点やご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。