こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
11/11のPIT作業
スズキ レッツ4(CA41A-190xxx)
症状と依頼内容お客様から「久しぶりに乗ろうとしたところ始動できない」とのご相談があり、当店にて引き取り対応を行いました。
点検と診断まずバッテリー上がりが疑われましたが、電圧には問題がありませんでした。次に、キックレバーの抵抗が軽いことから圧縮不良と診断しました。
試しにジャンプスターターでセルを長めに回すと始動はできましたが、アイドリングが少し弱い状態です。原因としてカーボン噛みが考えられるため、再発防止を目的に吸気系の整備と関連する消耗品交換を行いました。
- ワコーズRECS施工(速効性吸気系洗浄システム)
- スロットルボディ清掃
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- エンジンオイル交換
上記の作業後、問題なく始動できるようになり、アイドリングも安定しました。
- 修理代金:¥13,700
- 所要時間:50分
寒い時期になるとカーボン噛みによるエンジン不調が発生しやすくなります。特にスクーターのような小排気量のエンジンでは、カーボン堆積が原因で圧縮が低下し、始動困難やアイドリング不調につながります。
カーボン噛みの防止には、定期的な吸気系の洗浄やエアフィルター、スパークプラグの交換が効果的です。また、5分程度の暖機運転後に走行させることも予防に役立ちます。
当店では吸気系の整備や消耗品の交換も迅速に対応していますので、気になる症状がある場合や定期メンテナンスのご相談など、ぜひお気軽にお問い合わせください。