こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
12/21のPIT作業
スズキ レッツ(CA4AA-184xxx)
症状と依頼内容スズキ レッツ(CA4AA)の販売前整備を行いました。今回は、1台が仕上がるまでの整備内容をご紹介します。 販売やレンタルにおける安全性を確保するための重要なプロセスです。
点検整備に入る前に、以下のような致命的な不良が無いかを点検します。これらが見つかった場合、販売やレンタルに回すことはできません。
- エンジン異音
- オイル漏れ
- まっすぐ走行できるか(フレーム、ステム、ハンドルの曲がり)
点検に問題が無ければ、エラーログを確認しながら、消耗品交換や清掃、グリスアップなどの作業を進めていきます。
作業内容以下の整備を実施しました。これにより、安全性や快適性が向上します。
- エンジンオイル交換
- エンジン内部簡易清掃(薬剤による燃焼室内洗浄)
- エアフィルター清掃
- スパークプラグ清掃
- 駆動系点検(清掃、グリスアップ)
- リア足回り整備(清掃、グリスアップ)
- フロント足回り整備(清掃、グリスアップ、Fフォークブーツ交換)
- 左右グリップ交換
- ヘッドライトバルブ交換
- バッテリー交換(納車時)
この車両は走行距離1,500kmと低走行車でした。そのため、点検と並行して各部の清掃とグリスアップが中心の作業となりました。整備完了後、10kmほどの試乗を行い最終確認を行いました。 その後、洗車やポリッシャーでの磨き上げを行い、仕上げています。
修理代金と所要時間所要時間は約130分でした。
まとめスズキ レッツ(CA4AA)は、低走行距離でも適切な整備を行うことで、安全かつ快適に乗り続けることが可能です。特に販売前の整備では、細部にわたる点検と清掃が重要です。
また、エンジンオイルやエアフィルターなどの消耗品は、定期的に交換を行うことでバイクの性能を維持できます。駆動系や足回りのグリスアップも、安全性に直結する重要な作業です。
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