こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
02/14のPIT作業
ホンダ リトルカブ(AA01-305xxxx)
症状と依頼内容今回は、ホンダ リトルカブ(AA01)のキャブレターオーバーホールを実施しました。
お客様から「たまにエンジンがかからないことがある」とのご相談を受け、点検を行いました。始動不良はキャブレター内部の汚れや部品の劣化が原因である可能性が高いため、オーバーホールを行うことになりました。
点検と診断初めて当店をご利用いただく車両だったため、エンジンの状態を把握するために圧縮圧力を測定しました。
また、キャブレターを分解したところ、内部にはガソリンの劣化による汚れが溜まっており、ジェット類にも詰まりが見られました。これが燃料供給を妨げ、始動不良を引き起こしていたと考えられます。
作業内容- オイル交換
- 圧縮圧力測定
- キャブレターオーバーホール(ガスケット、フロートセット、ジェット2種、ニードル交換)
- テールランプバルブ交換
キャブレターオーバーホールでは、汚れをしっかり除去し、劣化していたガスケットやフロートセット、ジェット類を新品に交換しました。
また、エンジンの圧縮は問題なかったため、燃焼状態を良好に保つためにオイル交換も実施。さらに、テールランプのバルブが切れていたため、こちらも新しいものに交換しました。
整備後は、入庫時と比べてエンジンの始動性が大幅に向上し、安定したアイドリングが確認できました。
- 修理代金:¥22,935
- 所要時間:70分
キャブレターは長期間使用すると、内部にガソリンの汚れが蓄積し、燃料の流れが悪くなることがあります。特に旧車や長期間放置されたバイクでは、定期的なオーバーホールが重要になります。
今回のような「たまにエンジンがかかりにくい」という症状は、キャブレター内部の汚れが原因のことが多いです。早めに対処することで、エンジンの不調を防ぎ、快適に走行することができます。
「エンジンがかかりにくい」「アイドリングが不安定」といった症状がある場合は、キャブレターの清掃や調整が必要かもしれません。違和感を感じたら、ぜひ当店へご相談ください。スタッフが適切な診断とメンテナンスを行います。